声優さんになっちゃいました！？part４

ゲームはド下手 ページ4

お仕事も終わりもう７時。
そういえば中村さんから借りたゲームまったくクリアできてないなぁ…

面白そうだったんで貸してもらったんです。
サバゲー。

貴方｢あ、梅ちゃん！｣

梅原｢ん？｣

貴方｢この後暇？｣

梅原｢まぁ暇だけど…｣

貴方｢新しいゲームを中村さんから貸してもらったんだけど全然クリアできないのね、だから手伝って！｣

梅原｢あーそっか、Aゲームド下手だったな｣

貴方｢ひどいっ！｣

梅原｢うん、いいよ。今から行く？｣

貴方｢梅ちゃんが行けるなら｣

梅原｢おし、じゃあ行くか！｣

梅原｢ちなみにどのジャンルのゲーム？｣

貴方｢サバゲー｣

梅原｢えっ｣

というわけで私の家にレッツゴー！
家はそんな遠くないので徒歩で移動。

梅原｢…あれ、お前こんなイヤリング持ってた？｣

梅ちゃんは私の耳に手を伸ばす

貴方｢あぁこれ？これ友達と買い物行ったとき貰ったんだー。似合うと思うって！可愛いでしょ｣

梅原｢へぇー…いいじゃん、似合ってる｣

貴方｢えへへ〜｣

梅原｢てかお前、結構アクセサリー付けてんのな｣

貴方｢最近ちょっと女子力磨こうと思いまして…
ほら！このネックレスもいいでしょ！｣

黒い十字架のついたネックレス。
このデザインのやつずっと欲しかったんだ〜

梅原｢……それ、俺も持ってる｣

貴方｢うそ！｣

梅原｢ほら、これ｣

そう言って首元を指さす

貴方｢ほんとだー！わー！おそろーい！！｣

梅原｢男女兼用だからな。てかお前と被るとか思ってなかった｣

貴方｢ごめんなさいねー、私と同じで！｣

梅原｢別にそーゆーわけじゃねーけど…｣

貴方｢ほら、着いたよ！一人暮らし用だからちょっと狭いけど我慢して｣

梅原｢はいよ｣

────────────────────

梅原｢……よし、クリア！｣

貴方｢やっとクリアしたぁぁぁ！！
ありがと梅ちゃん！これで中村さんと杉田さんの会話についていける｣

梅原｢そういう理由かよ…笑｣

貴方｢ふふん♪…わ。もうこんな時間｣

梅原｢マジだ。そろそろ帰るか｣

貴方｢送っていこうか？｣

梅原｢や、大丈夫。でかそれ女子が言うセリフじゃない…｣

貴方｢お前が心配なんだよ((ｲｹﾎﾞｫ｣

梅原｢いやイケボで言われても｣

貴方｢じゃあいーや、玄関までね｣

梅原｢うん、お邪魔しましたー｣

貴方｢はーいまた来てねー｣

梅原｢はいはい｣



この時私たちは、明日大変なことになるとは
思ってもいなかった

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