1話 ページ2
あの時の俺は本当に運が良かった
というか人生すべての運をつかっちゃったんじゃないのかっていうぐらい
捨て子の俺を
女が原因で借金を抱えた俺を
優しい2つの手が俺に差し伸べてくれた
桑「そのお金は儂がなんとかしよう。だからその小僧を離せ」
「1人の男の子をいじめてそんなに楽しいわけ?」
男「あぁ?なんだ?このじじぃと小娘は」
お爺さんと……綺麗な女の子……
無駄だよ…俺はすごい借金の額なんだから…
桑「金ならこれでいいのか?」
目の前には見たことも無い量のお金
は!?
なんでこんな大金こんな爺さんが持ってるわけ!?
女「!!か、金よ…!」
男「おいおい!これ俺らが請求した以上の額じゃねぇか!!!」
男「まじかよ!!」
なんなんだ…この2人は
いきなり大金を出してくるわ
こいつらに微動だにしないわ
「大丈夫…?たてる?」
俺に手を差し伸べたのは綺麗な俺と同い年くらいの女の子
見たことないくらいの美人で俺はどうしたらいいのか分からず
善「は、はい!!喜んで!!!」
「喜んで…?」
しまった!!俺は意味わかんないことを…!
桑「これでその小僧は解放してくれるよな?」
男「あぁ、金が手に入ったからなぁ。そんな男なんざもういらねぇよ。」
女「えぇ、そんな汚い男なんてただの遊びに決まってるからね」
っ…分かっていても、
俺が本命じゃないって分かっていても
突きつける現実は酷く胸に刺さる
「そうですか。君、早くここから抜けましょう」
女の子は俺の腕を引っ張り、お爺さんと足早にその場を去った
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あらいず(プロフ) - 好きです!!(唐突)雷兄弟モノの小説が少なかったので魅力的な小説が見つけられてめっちゃ嬉しいです!更新頑張ってくださいっ!応援してます!! (2019年9月4日 0時) (レス) id: 958215630a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かよめし | 作成日時:2019年8月25日 10時