頼れる幼馴染(赤)

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ま「これ、可愛い！」
まいちゃんは楽しそうに色々持ってくる。
　『こ、これはちょっと、、、』
　ま「えー、じゃあこれ」
　『これもちょっと、、』
まいちゃんが持ってくる水着は大胆なものが多い。
私はまいちゃんの持ってきた水着ひたすら拒否する。
まいちゃんは持ってくる、戻す、の繰り返し。
エイジ君は私たちを後ろから眺めている。
エイジ君の目は死んでいる。
多分、「俺は何を見せられてるんだろう」
みたいなことを思ってるんだと思う。
　ま「じゃあ、Aはどんなのがいいの？」
　『どんなの、、普通の奴』
　ま「じゃあ、、、」
まいちゃんはまた消える。
　ま「これはぁ？」
また大胆な水着を手に持っている。
　『無理だって、、。まずビキニとかやだもん』
　ま「だめ、こういうタイプがいいの！」
　『スタイル良くないんだよ』
　ま「えいじ、どう思う？」
まいちゃんが話をエイジ君に振る。
　え「は？どうってどう？」
エイジ君は混乱している。
　ま「だから、こういうタイプの水着がいいよねって話」
　え「あー、別に何でもいいんじゃない？」
興味は無さそうだった。
　ま「なんでえいじはそんなに興味無いの？」
　え「何でって、、」

　え「Aなら何でも似合うから」
また興味無さそうに言う。
しばらくしてまいちゃんが口を開いた。
　ま「えいじ、選んできて」
　え「は？」
　ま「私とえいじが選んだ二つのうちどちらかにしよ」
　え「何でだよ」
　ま「勝負」
　え「、、おｋ。やる」

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