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目の前の大きな建物を見上げる。
大きなショッピングモール。
 ま「ここ、可愛いものがいっぱいあるんだよ」
まいちゃんが可愛らしくはしゃぐ。
こんなものがあるとは知らなかった。
いつも学校から帰っても家に直行。
何処かに寄ることはない。
 ま「何か月か前にできたんだって」
 『まいちゃんは初めて来るの?』
 ま「んーん、前に一回。でも誰かと来るのは初」
 『そうなんだ、、』
 ま「何でだと思う?」
まいちゃんは恥ずかしそうにしながら聞いてきた。
 『何で?、、何で、、。わかんない』
 え「俺もわかんね」
エイジ君もまいちゃんに答えを求める。
まいちゃんは俯きがちに口を開いた。
 ま「実はね、二人と最初に来たくて、、」
顔を上げてニッと笑うまいちゃん。
 『だからエイジ君にも来てもらったんだ』
 ま「うん、ごめんね。ありがと」
嬉しくて嬉しくてまいちゃんを抱きしめた。
 『まいちゃん、好きー!大好きー!』
 ま「もー、やだぁ。私も好きだよぉ」
ちら、とエイジ君を見るとエイジ君は微笑ましそうに眺めていた。

 え「、、に、、、、、」
エイジ君が何かを言った。
 『ん?何て言ったの?』
まいちゃんから離れてエイジ君を見る。
 ま「何えいじ、何言ったの?」
まいちゃんもエイジ君を見る。
するとエイジ君は
 え「何でもねぇよバカップル」
って笑い、入り口に向かって歩き出した。
その背中をまいちゃんと追いかける。
 『何、ねぇ、何て言ったの、教えて』
 ま「ねぇ、えいじ!教えて」
 え「はいはい、その話は忘れましょうねバカップルさん」
 ま「やだ、教えて」
 『教えてエイジ君』
 え「しつけーよ(笑)」

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- ホワイトティーさん» ありがとうございます!嬉しいです、頑張りまする (2019年9月27日 17時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトティー - 初見です!内容がめっちゃ好きです!!これからも楽しみに読ませてもらいますね! (2019年9月27日 1時) (レス) id: d142de45b5 (このIDを非表示/違反報告)
- ふむさん» ありがとうございます。気を付けます。アドバイス、ありがとうございます (2019年9月16日 8時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ふむ - 文を改行してくれると読みやすいと思います。 (2019年9月16日 0時) (レス) id: 16fda0fde4 (このIDを非表示/違反報告)
- かなとさん» ごめんなさい、気づきませんでした。ご指摘、ありがとうございます。これからもお願いします。 (2019年9月15日 22時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暇な洋介 | 作成日時:2019年9月14日 20時

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