何故か文ストにロリッ子転生してたんですけど。2

にじゅーはち ページ3

織田作side


俺はふと握りあった手を見てみる。



『また傷が増えたな』


この間よりも増えているような気がする。




太「増えたねえ」


太宰は自分の体をみて嗤った。



太宰はポートマフィアの最年少幹部だ。
マフィアの幹部などという肩書きを、少年と見紛うような若造が名乗っているとなれば、事情を知らぬ人間には笑い話だろう。



だが、太宰が打ち上げてきた偉業のリスト




闇と血のリスト





を見れば、笑ってもいられなくなる。



ここ2年でポートマフィアが新たに得た利益のおよそ半分は、太宰の功績に依る。




「その総額、何億円になるんだろうね？」



突然Aが俺に言った。




もしかして口に出ていたのだろうか。





太「何がだい？」



太宰が不思議そうに聞いている。


と云うことは口には出ていないということになる。




Aは「ううん、なんでもないよ！」




と言っている。








成程(？)



なんでもないのか←





❁✿✾ ✾✿❁❁✿✾ ✾✿❁

にじゅーきゅう→←アンケートの参加へのお願い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す