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部屋に戻り扉を開けると太宰幹部がいた。
今までどこにいたんだか。
私は仕事を再開しようと、
席に向かおうとした。が。
太「何処に行ってたんだい?」
太宰幹部は椅子に座りながら私に聞いた。
貴「書類関係でわからないことがあって太宰幹部に聞こうと思ったんですが、いなかったので途中であった中也さんに聞いていました」
太「へぇー中也さんねぇ..。Aちゃん中也と仲良いんだ」
太宰さんが不機嫌そうな感じで言った。
貴「いえ、特にそういう訳では...太宰幹部は中也さんと仲がいいんですか?」
太「いや。中也は蛞蝓さんだからね」
聞いてみると変な回答が帰ってきた。
これ以上聞いても無駄なので
深追いしない事にした。
太「それと、何故中也は中也さんで、私は太宰幹部なんだい?」
貴「中也さんが「中原幹部」じゃなくて「中也」て呼んで欲しいとの事でしたので、太宰幹部に関しては、貴方は私の上司です。呼び捨てになんか出来ません。」
太「じゃあ、せめて幹部外して欲しい。いや、それだとAちゃんは承諾しないのか…じゃあ、蛞蝓と同じことを言うのは嫌だが仕方がない。幹部命令だ」
また幹部命令か...多いな。
この人いろんな人に幹部命令って言ってそう。
貴「分かりました。太宰さん」
私は中也さんだけの
お願いを聞くのも変なので
太宰さんのお願い(幹部命令)を聞いた。
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作者名:杏子 | 作成日時:2018年10月13日 7時