18 ページ21
数日後
ポートマフィアの半分は
ミミックの件で動いていた。
坂口さんがスパイだったとか。
織田作さんが亡くなった事とか。
この前BARに誘われて織田作さんと坂口さんと太宰さんで行った。
今でも信じられない。
仕事部屋には今太宰さんといる。
太「Aちゃん。織田作が死ぬ前に言ってたんだ。人を救う側になれって、だから、だから一緒にポートマフィア抜けて人を救うが側になろうよ」
ポートマフィアを抜ける?そんな事が可能なのか。
太宰さんはともかく、私まで行くとなると
流石にポートマフィアも動くだろう。
せめて手伝いだけしてあげたい。
貴「はい、太宰さん。では今夜実行しましょう!」
〜今夜〜
太「Aちゃん!時間がない。急いで行かないと何れ場所がバレる」
貴「わかっていますよ。だから、太宰さん。貴方だけでも逃げてください。私も織田作の意見と同じで、これ以上太宰さんの手が汚れるのは嫌です。だから今からでも遅くない。人を救う側になってください」
太「何を言って...」
貴「いいから早く。また何れ会いましょう。約束しましたよね?だから今は逃げてください。ほらこうしてるうちに逃げるチャンスがどんどん減ってきます。このままだと二人とも悪い方向性に行っちゃいます。だから、お元気で」
私は太宰さんに抱きついた。そして
貴「いつか来てくれるのを待ってますから」
後ろを振り替えずに走った。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杏子 | 作成日時:2018年10月13日 7時