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数日後


ポートマフィアの半分は


ミミックの件で動いていた。


坂口さんがスパイだったとか。


織田作さんが亡くなった事とか。


この前BARに誘われて織田作さんと坂口さんと太宰さんで行った。


今でも信じられない。


仕事部屋には今太宰さんといる。


太「Aちゃん。織田作が死ぬ前に言ってたんだ。人を救う側になれって、だから、だから一緒にポートマフィア抜けて人を救うが側になろうよ」


ポートマフィアを抜ける?そんな事が可能なのか。


太宰さんはともかく、私まで行くとなると


流石にポートマフィアも動くだろう。


せめて手伝いだけしてあげたい。


貴「はい、太宰さん。では今夜実行しましょう!」


〜今夜〜


太「Aちゃん!時間がない。急いで行かないと何れ場所がバレる」


貴「わかっていますよ。だから、太宰さん。貴方だけでも逃げてください。私も織田作の意見と同じで、これ以上太宰さんの手が汚れるのは嫌です。だから今からでも遅くない。人を救う側になってください」


太「何を言って...」


貴「いいから早く。また何れ会いましょう。約束しましたよね?だから今は逃げてください。ほらこうしてるうちに逃げるチャンスがどんどん減ってきます。このままだと二人とも悪い方向性に行っちゃいます。だから、お元気で」


私は太宰さんに抱きついた。そして


貴「いつか来てくれるのを待ってますから」


後ろを振り替えずに走った。

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設定タグ:太宰治 , 中原中也 , 文スト   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:杏子 | 作成日時:2018年10月13日 7時

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