検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:700 hit

15 ページ18

私達はその日を境に毎日そのベンチに行った。


会っては雑談し、2人でよく笑っていた。


でもあの子に初めて会ってから一週間後、


男「おはよう、今日は僕の方が遅かった見たいだね。笑笑」


貴「そうだね。笑笑」


そしていつも通り港を眺めた。


貴「あのさ、私多分ここに来るの今日で最後なの。両親がある人とトラブルを起こしちゃってヨコハマより少し離れたところに行かなきゃ行けないの」


男「そうなんだ、もう会えないんだね」


貴「私、ここ一週間楽しかったよ!だから、だからまた大人になったらまたこの場所で会おうよ!今はダメかもしれないけどさ。」


男「うん!約束ね」


私たちはこのベンチで約束した。


貴「私もう行かないと、さようなら。」


男「待って、最後に君の名前を教えてくれない?」


貴「私?私は西条A」


私はそれだけ言って去った。

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:太宰治 , 中原中也 , 文スト   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏子 | 作成日時:2018年10月13日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。