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私達はその日を境に毎日そのベンチに行った。
会っては雑談し、2人でよく笑っていた。
でもあの子に初めて会ってから一週間後、
男「おはよう、今日は僕の方が遅かった見たいだね。笑笑」
貴「そうだね。笑笑」
そしていつも通り港を眺めた。
貴「あのさ、私多分ここに来るの今日で最後なの。両親がある人とトラブルを起こしちゃってヨコハマより少し離れたところに行かなきゃ行けないの」
男「そうなんだ、もう会えないんだね」
貴「私、ここ一週間楽しかったよ!だから、だからまた大人になったらまたこの場所で会おうよ!今はダメかもしれないけどさ。」
男「うん!約束ね」
私たちはこのベンチで約束した。
貴「私もう行かないと、さようなら。」
男「待って、最後に君の名前を教えてくれない?」
貴「私?私は西条A」
私はそれだけ言って去った。
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作者名:杏子 | 作成日時:2018年10月13日 7時