生徒会長、辞めたい。【学スト】

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「はぁー…」



今日も疲れた…



どうしてうちの生徒は問題ばかり起こすんだ……



「やァ、会長サン。元気無いねェ」



「…なんで居るんですか……"太宰"先輩…」



誰も居ない筈の生徒会室。



何故か会長席に座って肘をついている彼

3年生の太宰治先輩だ。




彼は問題児の1人、授業サボりの常習犯
その癖テストではTOP３に入る程頭が良い。




「ふふ、秘密さ。それより悩みは余り抱えるものじゃない。何かあったのなら話してみ給えよ」


「そうですね。では聞いてもらいましょうか」




片手で近くの椅子を引き寄せ、腰をかける。




「実は、真面に授業を受けてくれない問題児が居るんです。」


「ヘェ、其れは困った」


「今日も説得してみたんですけど……断られてしまって……」


「成程ね」


「………自分の事だって自覚あります？」


「勿論。」




本当に何なんだ……この人……






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