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『せん、っげほっ、ぐぇほっ、ぅヴォェッ!!』
前言撤回、これ死にかけのババアじゃなくて生まれたてほやほやの赤ちゃんだわ。
長い間呼吸以外で使われてなかった喉はパリッパリに乾いて内壁がぴったりと癒着してしまってるらしく、無理矢理唾液を飲み込むとまるで全力疾走した時に唾を飲み込んだような息苦しさに襲われて更に咳き込む、コロナってこんな感じなのかな。
「おお、起きたのかね。さ、水を飲みなさい」
何故かピシリと固まってしまったスネイプ先生をやんわりと後ろに下げながらダンブルドア先生が水の入ったコップを渡してくれたので、それをゴクンと飲む。
あ、まて、これ二次創作悪役ダンブルドア特有の真実薬入ったりしてねえよな?
内心ダラッダラ冷や汗を流しながらダンブルドア先生が何を聞いてくるのか待っていたが、ダンブルドアはにこりと笑い私の右隣へ視線を向ける。
「グリフィンドールの王子は人気者じゃの、ハリーには負けるがそれに劣らない量の贈り物じゃ」
私もつられて右隣へ視線を向けるとびっくり仰天、ハリーと同様に私の枕元にも沢山のお菓子がこんもりと積まれていた。
……なんか薔薇の花束とか一方的な愛が書き連ねられたメッセージカードとか見るからに愛の妙薬が入ってそうな箱詰めのチョコレートが置かれてたりしてたけどそれは突っ込まないでおこ。
「これは目覚めたらハリーにも伝えるつもりなのじゃが、今回のクィレルの一件は皆既に知っておる。ホグワーツの秘密は皆が知ってるも同然じゃからの」
それなんてプライバシー皆無?
「……さて、まだ色々と話したいことはあるのじゃが、ここはセブルスに任せるとしようかの」
「なっ」
にこにこと微笑みながら医務室を出て行こうとするダンブルドア先生をスネイプ先生は引き止めようとするが、ダンブルドア先生は引き止める声をのらりくらりと躱しそのまま去ってしまった。
「……」
『……』
ち、沈黙がいてぇーっ!!!!
な、何か話題が欲しい、何か、なんでもいいから何かっ。
『……先生、さっきの許してほしいって、何に対する謝罪だったんですか?』
……ピシリと先生がまた固まった、あ、これ振る話題間違えたかも。
先生はゆらりと身体をふらつかせ懐から杖を取り出しそれを私に向けた。
……青い光が灯る。
あっ、これオブリられるな!!?!?!!?!?!
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夢川(プロフ) - とーるさん» コメントありがとうございます。淫夢、くそみそネタに気づいてくれた方がいる事実にニコニコしている夢川です。亀更新になりますがこれからも淫夢やくそみそネタを突っ込むので、生暖かい目で見守ってくれたら嬉しいです。 (5月7日 18時) (
レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
とーる(プロフ) - 主人公がすごく幸せそうで微笑ましいですね。この作品に巡り会えて本当に良かったです。ところで、作品の節々に淫夢、クソみそネタが見られるのですが、すごく好きなので嬉しいです。知らないなら、淫夢とかクソみそについては調べないでください。汚れてしまいます。 (5月7日 9時) (レス) @page38 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月27日 17時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます、とても健康的な生活ができていますね! 本番が程よく執筆できたら短編集も作成していきます! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - ももなさん» コメントと応援ありがとうございます、短編集も本編が程よく執筆できたら作成しようと思います! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢川 | 作成日時：2023年3月24日 7時
