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『「「「うわぁあぁぁあ!?」」」』
みんな仲良くもつれ合いながら、どむん、と真っ黒な蔦が大量に折り重なった部屋に落下する。
すると頭上の隠し扉から小さな影がぴょんと私目掛けて飛び降り、そのままどすんと私の腹部に着地した。
『ぐぇっ!! っえ、ちょっ、バディ!? まさかついて来ちゃったの!?』
腹部に落下してきた小さな影の正体は、バディだった。
バディはきらきらと真っ黒な瞳を輝かせながらこちらを見つめている。
「おい、Aのところの犬のせいで落っこっちゃったじゃないか!!」
『い、いやーごめんごめん』
ハッハッハッ、と腹部で尻尾をぶんぶんと振っているバディを撫でながらロンに苦笑しつつ謝ると、ガッと身体中に真っ黒な蔦が絡みついた、勿論バディにも。
「みんな動いちゃダメ!! これは悪魔の罠よ!! もがけばもがく程早く殺されちゃうわ!!」
「早く殺されるぅ!? そりゃ落ち着いていられるわけだ!!」
ハーマイオニー、流石にその助言で落ち着ける人は居ないと思う。
でも私のバディはとても賢い様で、暴れなければこの植物には害がないことがわかっているのか慌てず騒がずじっとしていた、あ^〜えらいでちゅねぇ^〜。
すると、まず先にハーマイオニーとバディが悪魔の罠を通り抜け下の通路へと降りていった。
「「ハーマイオニー!!」」
でも2人はハーマイオニーが死んでしまったと思った様で、悲痛な面持ちで叫ぶ。てかうちのバディの名前も呼んでよ。……あ、2人はうちのバディの名前知らんのか。
『大丈夫だよ、2人とも落ち着いて、じっとして』
ハリーは私の言葉を聞くとぐっと唇を噛み締め暴れるの一切やめる、すると次はハリーが下の通路へと降りていった。
「ハリー!! ハーマイオニー!! うわぁああ!!」
『ちょ、ロン、暴れないで!!』
2人が視界から消えてしまってパニック状態になってしまったロンは首に蔦が巻き付いて締め始めているのにも関わらず暴れ続ける。
私は静かに舌打ちをすると締め付ける蔦の中なんとか杖を取り出し、ロンに杖の矛先を向けながら叫んだ。
『ペトリフィカス・トタルス!!』
するとロンは先程のネビルの様にガチンと硬直し、そのままハーマイオニー達のいる下の通路へと降りていった。
よし、これでokと思ったが、どうやら杖を取り出した事が暴れた判定になったのか蔦が首に巻き付きギリギリと締め上げて来た。
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夢川(プロフ) - とーるさん» コメントありがとうございます。淫夢、くそみそネタに気づいてくれた方がいる事実にニコニコしている夢川です。亀更新になりますがこれからも淫夢やくそみそネタを突っ込むので、生暖かい目で見守ってくれたら嬉しいです。 (2023年5月7日 18時) (
レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
とーる(プロフ) - 主人公がすごく幸せそうで微笑ましいですね。この作品に巡り会えて本当に良かったです。ところで、作品の節々に淫夢、クソみそネタが見られるのですが、すごく好きなので嬉しいです。知らないなら、淫夢とかクソみそについては調べないでください。汚れてしまいます。 (2023年5月7日 9時) (レス) @page38 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月27日 17時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます、とても健康的な生活ができていますね! 本番が程よく執筆できたら短編集も作成していきます! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - ももなさん» コメントと応援ありがとうございます、短編集も本編が程よく執筆できたら作成しようと思います! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢川 | 作成日時：2023年3月24日 7時
