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おいおい待ってくれまさか医務室から解放された次の日に学年末試験が控えてるとか聞いてないんだけど、え、前回の授業でマクゴナガル先生が言ってた?
うるせー! しらねー! ふぁいなるふぁんたじー!
配られた前世の高校の期末試験以来見てなかった解答用紙を前にすると緊張やら赤点取ったらどうしようとかそういう不安で身体はガッタガタに震えたし脇にシミが出来るくらい汗がぶわーって出たけど、いざ羽パンを取って解答し始めたら案外スラスラ解けてびっくりした。
この後は自由時間なので試験が終わった後ハリー達と合流し、グリフィンドールの寮へと戻る為に中庭を歩いていく。
「ハリー、どうしたんだよ?」
「傷が、痛むんだ」
「医務室に行った方が良いわよ」
「いや、医務室に行ったって意味ない。きっとこれは、危険を知らせてるんだよ」
隣で会話を行う3人を眺めていると、ハリーが弾かれた様に顔を上げ突然駆け出した、おいおいこらこら教材まで地面に落としていくなおばかさんめ。
ハリーが落とした教材を拾い上げロン、ハーマイオニーと共に後を追いかけると、ハリーは森小屋の前で笛を吹くハグリッドの前で止まった。
「ハグリッド、ドラゴンの卵をくれた人はどんな人だったの!?」
「んぉ? さぁな、フードをかぶってたんで顔は見てねえ」
「でもその人と話はしたんでしょ?」
ハリーは上がった息を整える事なくハグリッドに問い詰める。
「おう、どんな動物を世話してるかって聞かれたからよ、フラッフィーに比べりゃドラゴンなんてかわいいもんだ」
「その人はフラッフィーに興味持ってた!?」
ハグリッドの言葉に割いる様に発するハリーを落ち着けるため肩に手を置くとハリーはハッとし、息を落ち着けた。
「そりゃ興味持ってたな。頭が3つある犬なんて魔法界にもそんなにいねえ。音楽を聞かせちまえばコロッとねんねしちまう」
『……まさか、その人にフラッフィーを宥めるコツを教えたの?』
私が問い掛けると、ハグリッドは露骨にあ、やべ、と言う顔をした。
ほんとにダンブルドア校長はハグリッドに機密情報を教えない方が良いんじゃないかなぁ!?
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夢川(プロフ) - とーるさん» コメントありがとうございます。淫夢、くそみそネタに気づいてくれた方がいる事実にニコニコしている夢川です。亀更新になりますがこれからも淫夢やくそみそネタを突っ込むので、生暖かい目で見守ってくれたら嬉しいです。 (5月7日 18時) (
レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
とーる(プロフ) - 主人公がすごく幸せそうで微笑ましいですね。この作品に巡り会えて本当に良かったです。ところで、作品の節々に淫夢、クソみそネタが見られるのですが、すごく好きなので嬉しいです。知らないなら、淫夢とかクソみそについては調べないでください。汚れてしまいます。 (5月7日 9時) (レス) @page38 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月27日 17時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます、とても健康的な生活ができていますね! 本番が程よく執筆できたら短編集も作成していきます! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
夢川(プロフ) - ももなさん» コメントと応援ありがとうございます、短編集も本編が程よく執筆できたら作成しようと思います! (2023年3月25日 22時) (レス) id: f5c230c4ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢川 | 作成日時：2023年3月24日 7時
