旅先が決まりました 3 (ページ5)

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ミ｢私はキーストーンを持っていないから
大丈夫さ。それに持っていたとしても
正々堂々やるつもりだからね。｣

そう言ってミクリさんはニヤリと笑った。
なるほど、だからファンが増えるのか…

貴｢心配は無用という訳ですね…ふふっ。面白い
では！バトル開始！｣

そう言い放つと2人はそれぞれポケモンを繰り出した

貴｢ミクリ選手はギャラドス…アデク選手は
バッフロンを繰り出した！｣

コート外からではあるが、その試合を間近で見守る…
相性はそこそこだが、どこか白熱した試合だ

貴｢面白い…｣

そして試合は終わりミクリさんが僅差で勝利した
さすがに相性が悪かったのかもしれないが
アデクさんの顔を見るとどこか清々しい顔をしていた

貴｢この2人を戦わせて正解だったな…｣

その言葉は誰にも聞かれずに消えていった

貴｢ミクリ選手。勝利おめでとうございます！
今のお気持ちをお聞かせください。｣

ミ｢こんなに白熱したバトルは久しぶりだね。
アデクさんのウルガモスのむしのていこうが
当たっていれば私は負けていたのかもしれないね｣

そう言って2人は握手した…確かにウルガモスの
弱点はミクリさんの使う水タイプ…そんな中での
勝負だからこそ得るものはあるだろうなぁ…