旅先が決まりました 3 (ページ28)

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｢ふむ、イッシュ地方か｣

貴｢…たまたま立ち寄った骨董品店で売ってました
でも、持ち主がいるはずなのに｣

そう言うとコンコンブルさんは頭を悩ませたが
すぐさま口を開いた

｢まぁ、何にせよお前さんに合ってたら良いんだよ
そうだ！ルカリオをメガシンカさせてみたらどうだ？｣

貴｢えっ｣

さぁ！と促され頷くしか無かった。
よし、ルカリオやるぞと彼の方を向くと
キリッとした顔立ちになっていた。

貴｢…メガシンカ！｣

首にあるキーストーンに触れてルカリオと
以心伝心をする。思わず目を瞑ってしまう。

貴｢……！｣

目を開けてその場にいたのは像と同じ姿になった
ルカリオが立っていた。

『ガウウウ！！』

貴｢これがメガシンカ…｣

｢そうだ。どうだい？感想は｣

貴｢凄い…その一言に尽きます。｣

その後メガシンカについて様々な説明をしてもらった
特定のポケモンしか出来ないと言うのは驚きだった
その後ルカリオも吹っ切れた顔をしていたので
マスタータワーを後にした

貴｢どうしようかな｣

クソ親父との事もまだ解決したわけじゃない
でも今もう一度行った所で返り討ちに合うだけだ

貴｢…｣

？｢……ねぇ｣

貴｢へっ？｣

不意に声をかけられて力の抜けた声が出る
後ろを振り向くとそこには

ダ｢やぁ、A｣

ダイゴさんがいた。