旅先が決まりました 3 (ページ15)

今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:13,008 hit

107 ページ15

ダ｢本当に？｣

そう言うと彼女のは顔がみるみる赤くなる
僕も釣られて顔に熱が集まるのを感じ、手で顔を隠す

貴｢そう言ってるんですから…聞き直さないで下さい…｣

口を尖らせ、ぼそりという彼女を僕は抱き締めた
強く抱き締めず、壊れ物を扱うように優しく抱き締める

ダ｢嬉しい…｣

貴｢ダイゴさん。この事ムクゲさんは知ってるんですか？｣

抱き締められながらAは僕に問いかける。
そう、この話は親父が聞いているのかと言う事だ。
この話をもちかけた時に親父は、OKサインを出した
あの時何話したのか分からないけれど、恐らく…
いい話したのだろうなぁ…

ダ｢もちろん。親父にこのことを話したよ。
君の評価が高くて少し驚いたけどね。｣

貴｢多分あの時に話した内容が良かったのかもしれません
ほら、ホウエンにいた時にムクゲさんと話したの｣

ダ｢何親父に行ったの？｣

そう言うとAは目線を少しだけ逸らした
もしかしてだけど僕の悪口？

貴｢いや、ダイゴさんについてですよ。｣

ダ｢何話したか聞きたいなぁ。｣

イッシュは少し冷えるので、近くのポケモンセンターへ
足を運び、話を続ける。

貴｢ムクゲさんに聞いて下さい｣

ダ｢親父はAに聞けって言ってたんだけどなぁ｣