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楽しい時間は直ぐに終わり
お開きになった

貴「もうドレスは着たくない…」

秋「似合ってたわよ」

貴「動きづらくて死にそうです」

秋「彼氏さんに可愛い姿見せれたじゃない」

貴「それは言わないでください!」

秋「ふふっ」

貴「…もー
あ、そうだ」

秋「どうしたの?」

貴「秋さんキッチンに卵とかありますか?」

秋「沢山あるけど…どうしたの?」

貴「作りたいものがあるんです」

inキッチン

貴「材料は元々買ってあるので
作ります」

秋「何作るの?」

貴「ケーキです
それもワンホールを何個か」

秋「えっ!?」

貴「私の実家お菓子屋さんなんです」

秋「そうなの?!」

貴「はい」

秋「なら期待しておくわ!」

貴「期待しないでください…!」

秋「私も手伝うわ!」

貴「ありがとうございます!」

そんなこんなで1時間位で出来てしまった
人数分切り分けるから
4ホールくらいできてしまった

貴「すごい量だなぁ…やっぱり」

秋「すごいわ!」

貴「あははっ
あ、これ二人で食べましょうよ」

秋「これは?」

貴「サンセバスチャンって言って
切ると…」

秋「わぁ…!」

貴「市松模様なんです!」

秋「綺麗!」

杏「すごい量ですね」

貴「杏奈ちゃん!
つくしさんも!」

大「匂いに釣られちゃって…」

貴「せっかくだし4人で食べましょうか」

杏「断面がすごい」

貴「でしょ!」

大「美味しい!!」

貴「喜んでもらえて良かったです」

秋「いいお嫁さんになれるわね!」

貴「?!」

杏「氷浦君とはどうなのかしら」

貴「それ聞きますか…?」

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作者名:星熊 | 作者ホームページ:http://onigasima  
作成日時:2020年4月30日 23時

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