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貴「…」カタカタ
そのあと時間を見つけては調べている
氷「A」
貴「…ああ貴利名か
どうした」
氷「何調べてるの?」
貴「…ちょっとね」
氷「…」
貴「…どうした?」
そのまま私はパソコンの電源を落とした
氷「…ん…」
貴「…猫だな」
氷「…にゃあ」
貴「…」ナデ
ほんとに猫みたいな奴だなぁ…
氷「…」ギュッ
貴「どうした?」
氷「…俺さ…
Aが事故に遭った時
凄く怖くて…泣いた…
でも戻って来てくれてすごく嬉しかった
Aの初恋が俺じゃないのも
知ってる」
そうだ…私は道成さんが小学校の時好きだった
でも手の届かないから諦めた
貴「…」
氷「…でもその時の俺
もしかしたらAが好きになってくれるって
思ってた」
貴「…そう…」
私が貴利名のことを意識し始めたのは
小6くらい道成さんを諦めたのは小5
氷「でも嬉しい
俺の事好きになってくれて」
貴「…よかった」
氷「…んー」
貴「…あ!ちょっ!
どこ触って…!」
氷「細いよなぁ…Aって
あんだけ食べてるのに」
貴「動くからなぁ…
ちょっ!背中やめろ…!
くすぐったい…んっ…」
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作者名:星熊 | 作者ホームページ:http://onigasima
作成日時:2020年4月30日 23時