影山君は無愛想２【影山飛雄】

影山君は目がきらきら ページ10

「今日から合宿だっけ？」




友達の言葉に胸が高鳴る。






そう、今日から合宿。








あ｢そーなの。影山君達と泊まるんだよ〜｣





考え方がゲスい、と友達に怒られる。





だって、これは私だけの特権だ。



あぁ、もう、たのしみだーっ!!









_______




烏｢足止まってんぞ!!｣






お、






日｢ハァイ!!｣





お、





山｢もう1本!!｣




思ったより大変だ。









清｢大丈夫？｣





あ｢全ッ前大丈夫です｣









いや、これで私がへばってたらおかしいでしょ。









みんなの100倍は頑張んないと。









菅｢ドリンク貰える?｣




あ｢はいっ！お疲れ様です｣








マネージャーも大分慣れてきた。




ドリンクはまだ上手に作れないけど…






もっと頑張らないとな。





今日は影山君も何となくテンションが高そうに見える。




日向君で薄れてるけど。








今日は晩御飯カレーって知ったら


きっともっとテンション高くなるんだろうな〜






清｢後は武田先生のまとめだから、先に行ってご飯作ろ｣




あ｢はい｣







そっと抜けて一足先に合宿所にお邪魔。



意外と広いな。





清｢にんじんと玉ねぎお願い｣





すぐ部屋に行って、すぐ食堂に行ったから


あんまり中は見れなかったけど、



日向君はきっと探検とかするんだろうな〜









とりあえずみじん切りか。







清｢んー、良い匂い｣






潔子さんが肉を炒めだした。




うん、良い匂い。





潔子さん、絵になるなぁ。


エプロンとか、もうなんかごちそうさまです。







日｢うぉおおおおおぉおおおお｣






清｢あら、もう着いたのかな？｣







ちょうど、もうちょっとで完成するところだ。





そろそろ匂いにつられて来るかな？






田｢うぉおぉお潔子さんっ!!｣







こっちが先だったか。





確かに潔子さんは良い匂いする。(確信)






影｢か、かれー…｣




あ｢あ、影山君｣




影｢カレーっすか｣




あ｢うん、カレー!｣







目が、きらきらしてる。





好きなものを見る影山君の目だ。








影｢うぉーっ!!｣




日｢あ、影山ズリーぞ!!｣




澤｢こら!まだいただきますしてないだろ!｣




菅｢ほらほら落ち着け〜｣








保護者感…









ー影山君は目がきらきら

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