25、続き ページ24
Aside
貴『ヴィルくん！』
ヴィル｢来たわね。さ、行きましょ。｣
放課後、ヴィルくんと共に鏡舎へ向かいポムフィオーレ寮への鏡をくぐった。
貴『ポムフィオーレ寮…お城みたいでかっこいいよな〜…。』
ヴィル｢こっちよ。着いていらっしゃい。｣
ヴィルくんについて行くとひろーいお部屋。レオナの部屋と同じくらい広い。それにすっごく綺麗にされてる。
ヴィル｢ここに座って。｣
ヴィルくんに言われ、大きな鏡が付いたドレッサーの前に座る。
俺達の寮とは全然雰囲気が違うから、ちょっと落ち着かない。
ヴィル｢普段メイクはしてないわよね？｣
貴『うん、式典の時にちょっとするくらいで、普段は何も。』
ヴィル｢…そう。普段メイクをしないにしても、そのカサカサな肌はどうにかなさい。｣
ヴィルくんは俺の前髪を上げてピンでとめ、保湿クリームを塗っていく。なんかいい匂いする。化粧下地？の成分が入ってるとか言ってるけどよく分からない…。
美容については全っ然わからないけど、ヴィルくんすごいなぁ…きっといっぱい研究してるんだ。
それに、マジカメのフォロワーえぐかったし…。
ヴィル｢ちょっと、A聞いてるの？｣
貴『あ、ごめん、えっと…？？』
ヴィル｢全くもう…。ほら、よく見てご覧なさい。出来たわ。｣
そう言われて目の前の鏡を見て驚いた。
貴『ふぇ、すごい！これ、ほんとに俺？』
ヴィル｢アタシがメイクしたんだから、綺麗になって当然よ。｣
いつも自分でするアイメイクより何倍も綺麗だ。色もそんなに派手な訳でもなく、大人しめ。
貴『式典の時、毎回ヴィルくんにメイクお願いしようかな…。』
ヴィル｢このくらい自分でできるようにしなさい。…まぁ、やり方なら教えてあげるから。｣
貴『ほんと！えへへ、助かるよ』
＿＿＿…
その後、メイクのやり方を教わり、メイク道具いくつかとヴィルくんオススメのシャンプーも貰った。
そろそろ帰らないとレオナ怒るかな。
貴『ヴィルくん、今日はありがとう！』
ヴィル｢こちらこそ、楽しかったわ。またいらっしゃい。今度はゆっくりお茶しましょ。｣
じゃあまた明日ね、と手を振り鏡をくぐろうとした時…。
ヴィル｢Aが綺麗になりすぎて、レオナが驚くんじゃないかしら？｣
貴『にゃ！？……そぅ、かなぁ…？///』
うーーー…なんか寮に帰るの恥ずかしいな。
もう一度ヴィルくんに手を振り、今度こそ俺は鏡の中へ入った。
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まや - リクエスト応えてもらえて本当に嬉しいです！何回も読み返してしまいました笑これからも応援しています！！ (2020年11月30日 23時) (
レス) id: 4c976d3a7e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - 作者様書いて頂けるのですね！嬉しいです！全然亀更新じゃないと思います！人には人のペースがありますから大丈夫ですよ！あと何度も読み返したりしてます！面白いです！嫉妬のやつもとっても続きが気になります！更新頑張って下さい！応援してます！続きが楽しみです！ (2020年11月23日 9時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - あーちゃん！さん» あーちゃん！様コメント、リクエスト頂きありがとうございます！ぜひ書かせて頂きます。相変わらずの亀更新ですが、頑張ります…!! (2020年11月6日 10時) (レス) id: 2518202fcf (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - まやさん» まや様コメント、リクエストありがとうございます。とても嬉しいです…！現在書いてるものが出来次第、書かせて頂きます。 (2020年11月6日 10時) (レス) id: 2518202fcf (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - 作者様リクエスト失礼します！夢主くんとレオナおじたんの出会いから今の関係に至るまでを宜しければお願いします！！！これからも応援してます！更新楽しみにしてます！ (2020年10月31日 14時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふう | 作成日時：2020年5月6日 1時
