第三話 ページ4
ここのカフェは比較的静かだ。だからここのバイトを選んだ。時間は朝の10時から夜の9時頃までで、休みは店長と同僚に相談して貰えばいい。その代わりどこかの休みが仕事になるが。給料は月1200〜2000と、最低でも1200円は貰える。ボーナスやバイト日数によって変わるのだと思う。僕より年下の人も年上の人も遠慮せず気軽に話しかけてくれるから、人と話すのに自信が無いっていう人も気にせずできると思う。
と、心の中でシェルノイズの事を語りながら、ひたすら窓閉めを続けていた。いつのまにか時間は15分、うん。いいぐらいだ。
電気を黄色にして、ロッカールームへと歩く。終わった後は楽だが、それと同時に疲労感と眠気が一気に押し寄せてくる。それが自分にとっては不快なため、素早くエプロンを外してロッカーに入れ、中にいれたカバンを取り出してコンビニに行ってご飯などを買う。それが日々の日課だ。
これからロッカールームでやる事をイメージしながら、ロッカールームのドアを開ける。
いつも通り中に入ろうと足を進めた、が、それは何者かに阻止された。
長い黒髪の女性が僕の足を引っ掛けて、腕を引っ張り押し倒したのだ。
「うわっ」
予想外の展開だったためか、理解が追いつかず、防ぐ術も無いまま押し倒され、馬乗りにされる。反動で床にぶつかる際に、一瞬目をキュッと瞑った。頭と背中に痛みを感じ思わず「いった…」と声を漏らした。状況を整理する余裕を与えられる事も無く、首を両手で絞められる。
「あ''、う、な、んで」
首を締めつけられ、ドクン、ドクンと頭の中で響いてうるさい。徐々に血液が回らなくなっていくのが分かる。呂律の回らない、ろくに喋れもしない口で絞り出せるのはこれだけだった。意識が朦朧として、危機感に襲われる。
「サンドイッチ」
その言葉だけか聞こえた。酸素の回らない頭で、サンドイッチがカバンの中にあるのを思い出す。
「サ、ド、イッ、チ、る、よ」
「本当っ？」
僕はただ必死に、この苦しい状態から、早く解放されたかった。伝わるように、コクコクと何度も頷く。
「な、して、は、く」
離して、早く。と伝えたかったが、全ては言えなかった。喉に力を入れ、振り絞って声を出したが、ちゃんと伝わっていたのだろうか。
「ごめん、はい」
手が首から離れた瞬間、すぅっと思いっきり息を吸い、吐く。
「はぁ、は、なんで、あんな」
完全に酸素が回っていないのだろうか、上手く頭が働かない。
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猫うどん@サブ垢 - 紅茶さん» 誰か一人は気付いてしまうんだろうなーとは思ってたんですがやっぱりですか笑そんなそんな、紅茶のコメント見て思わずクスッと笑ってしまいましたよ。コメントが来たのが嬉しいというのもあったんですがねw (2018年10月3日 17時) (
レス) id: 1f025c66ed (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - 猫うどんさん» まじすかww 望結ちゃんのお名前を見た時は目がｶｯ!!ってなりましたわw そしてこんなしょうもねえコメントにレスを頂けるとは…ありがとうございます笑 (2018年10月2日 23時) (レス) id: 3a874cc5aa (このIDを非表示/違反報告)
猫うどん - 紅茶さん» 決して入野 自由さん(声優)の名前をパクった訳ではありませんよ？うん、ね？(これで声優さん知らないとかだったら恥ずかしくて泣く)← いやいや、おふざけカモン！って感じでやってるんで大丈夫ですよ（＾ω＾） (2018年10月2日 21時) (レス) id: 5a4dfc30d2 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - 入野望結…ｲﾘﾉﾐﾕ…( ﾟдﾟ)ﾊｯ!(((すいませんふざけましたm(_ _)m (2018年10月2日 15時) (レス) id: 3a874cc5aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめる(犬うどん) x他1人 | 作者ホームページ：http
作成日時：2018年9月30日 17時
