希望の少女は希望の学園へ行きます (ページ9)

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日向side

〈砂浜〉

？？？｢ねぇ･････聞こえる･････？｣

『だ、大丈夫？』

？？？｢だいぶ参ってるみたいだね？それはボクも･･･ううん、他のみんなだって一緒だよ。だっていきなりこんなおかしな事に巻き込まれるなんて･･･｣

？？？｢･･･････････････ねぇ聞いてる？｣

？？？｢･･･････････････････････････････････｣

〈浜辺〉

『本当に大丈夫？』

？？？｢･･･放っておいてくれ｣

『そ、そんな青い顔してたら放っておけないよ』

と女子に言われた

白い砂浜･･･マリンブルーの海･･･

カラッと照り付ける強い日差し･･･

そして、肌を撫でる柔らかい南風･･･

やっぱり･･･訳がわからない･･･

俺は希望ヶ峰学園に入学するはずだった。それがどうして･･･

どうして･･･こんな所にいるんだ？

？？？｢南の島･･･って言ってたよな･･･｣

？？？｢･･･うん、そうだね｣

？？？｢･･･････････････｣

一体どうなっているのか･･･俺にはサッパリわからない。

それだけが･･･唯一無二かつ絶対的な答えのようだ

？？？｢まずは･･･俺がいるこの状況を理解しないと･･･｣

『あの、私もこの状況まだ理解出来てないから一緒に観察しない？』

まあ･･･断る理由はないから･･･

？？？｢･･･いいぞ｣

『ありがとう！』