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日向side
〈レストラン〉
A『ふふっ･･･』
Aはこれまでないくらい微笑んでいた
七海「あの2人･･･どうしたの？」
日向「･･･今はそっとしておいた方がいい」
七海「･･････それもそうだね。Aのあんな笑った顔見た事ないしね･･･」
日向「そうだな･･･」
九頭龍「狛枝はともかく･･･他の2人はよりにもよって本来の性格と真逆の症状かよ･･･」
モノクマ「今はまだ全員が発病してる訳じゃないけど･･･でも、気を付けてね！絶望病は風邪と一緒で人から人にうつる事もあるよ！」
ソニア「で、伝染するという事ですか？」
モノクマ「あ、でもね･･･Aさんは絶望病かからないらしいよ」
日向「は？」
モノクマ「･･･彼女は希望で溢れてるから”あの虫”はなかなかAさんに近付こうとしないんだよね」
七海「･･･なるほど」
モノクマ「だからオマエラAさんを菌扱いするなよ！」
全員(((当たり前だろ･･･)))
モノクマ「あ、でもオマエラはまだ発症してないからって油断は禁物だよ。みんな病気になったらエライ事になるからね･･･」
左右田「逃げましょう、Aさん、ソニアさん！下々の人間の下賎な病気がうつったら大変です！」
西園寺「そうだ！ 逃げよう！こんな変な病気になりたくないよー！」
A『一体どういう状況･･･？』
日向「あぁ･･･それがだな･･･」
俺はAに絶望病の事を話した
A『なるほど･･･でもモノクマさん･･･どうして絶望病が動機になるんですか？』
七海「そうやって、みんながおかしな状態に陥れば、いずれコロシアイが起きるって事？」
モノクマ「これって斬新じゃない？全員が丸っきり違う性格になった状況でコロシアイ！色んな殺人トリックが生まれてきそうだよねー！」
日向「な、治す方法はあるのか？」
モノクマ「て言うか･･･どうして治す必要があるの？絶望病はオマエラの軟弱さを治す病気だよ！これでやっと殺人に踏み込めるゥゥゥ！！」
九頭龍「テメー、ふざけた事ばっか言ってんじゃねーぞ！」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
