#8 ページ16
『正直に言うと、私にもわかりません。気がついたらここにいました。』
そう言うとトントンさんが私に剣を向ける。
それを見ていつのまにか入ってきて、グルッペンさんにお菓子とお茶を出しているメイドさんが震えている。
tn「…嘘付いてんちゃうぞ。」
gr「待てトン氏。俺の指示なく勝手に動くな。」
tn「……すまん」
グルッペンさんがトントンさんにそう言うとしぶしぶとトントンさんは剣を下ろす。剣を下ろすとメイドさんはホッとしてグルッペンさんに向かってお辞儀をしてドアの近くに戻る。
…剣はおろしたけどトントンさんの目が怖い…。
gr「…では次。お前は何者だ？」
『えっと……、ただの女子高生です…。』
私がそう答えるとグルッペンさんが首を傾げてこちらを見る。
gr「ジョシコウセイ？なんだそれは？」
『あぁ、えっと……うﾞっ⁉」
ここの人は知らないのか、と説明しようとしたその時だった。
急に私の頭に激痛が走った。
それと同時に映像が映し出される映し出される。
【gr「ジョシコウセイ……なるほど。」】
映像の中で話しているのはまさに今の状況。
映像の中ではジョシコウセイの説明を聞いたグルッペンさんが先程メイドさんが淹れてくれた紅茶を飲む。
【gr「……うﾞｯ⁉ガﾊｯ……‼」
tn「ぐ、グルさん！？」
os「軍医を呼べｯ‼」】
…衝撃だった。紅茶を飲んで少しすると突然グルッペンさんが苦しそうに胸を押さえて吐血し出した。
gr「……い、…おい！」
『…っ‼は、はい！』
gr「大丈夫か？苦しそうしていたが。」
『え？…あぁ、はい……大丈夫で、す…』
私は先程吐血したはずのグルッペンさんに声を掛けられ、我に返る。
なんだろう今の。
幻覚…？にしてもさっきのはやけにリアルだった。
gr「それで？ジョシコウセイ、というのは？」
『あぁ、えっと、高校という名前の学校に通っている女子のことです。』
いや、説明はできたけど。説明下手すぎでしょ。
少し後悔しつつも心配でグルッペンさんを見ると顎に手を当てうーん、と唸っている。
gr「ジョシコウセイ……なるほど。』
と言ってグルッペンさんが先程メイドさんが淹れた紅茶の入ったティーカップを持つ。
……ん？メイドさんが淹れた紅茶？
そしてグルッペンさんがそのティーカップをグルッペンさんの口に近づけ、口に含める。
__もしかしたら。
『……グルッペン様。無礼をお許しください。』
そう言って私は素早い動きで近づき、グルッペンさんの頭を叩いた。
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あかつき(プロフ) - まぁちさん» 出来上がったらこっそり出しときますね……((超小声)) (2020年1月6日 19時) (
レス) id: f6ec135c67 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - あかつきさんの本気のお色気シーンを見てみたいと思ってしまったのは我だけだろうか((( (2020年1月3日 16時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 一般人(ryさん» ありがとうございます！！できるだけ早く更新できるように頑張ります！ (2019年11月18日 12時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
一般人(ry - 続編…!? めっちゃ嬉しいです！更新頑張ってください！ (2019年11月18日 9時) (レス) id: 2f1bb32b86 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - あめさんさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2019年11月17日 22時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかつき | 作成日時：2019年10月14日 12時
