89話 ページ10
giyuu.side
貴「夕食も美味しかったね！」
宿で用意されていた夕食を食べ終えてゆきなと部屋で過ごす。
「あぁ。」
返事をし、結局ここに来てからも二人きりの時間は数えるほどしか無かったと思い、つい抱きしめてしまった。
貴「ぎ、義勇？」
「ここ数日何かと邪魔が入っていたからな。少しぐらいいいだろう？」
少し早くなったゆきなの鼓動を感じながら抱きしめる力を少し強くする。
貴「？最近は一緒にいる時間が多い気がするけど。」
先程の言葉の意味を理解していないようで、自覚がない事を心配しつつもそんな所も好きだと思い説明してやる。
「…炭治郎や煉獄、ここに来てからも不死川の弟や時透がいて二人きりではなかっただろう？
それに、ゆきなは優しいから他の男がお前を好きになって、ゆきなを取られるんじゃないかと心配になる。」
嘘はないが、他の男といて嫉妬していたという気持ちは伏せてそう言った。
貴「そんなこと心配しなくて大丈夫だよ。万が一誰かが私を好きになっても、
私が好きなのは義勇だけだから。」
俺を抱きしめながらそう続けたゆきなの顔を上から覗き見るとほんのりと頬が紅くなっており、それにまた愛しさを感じた。
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます！また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます！長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年5月30日 18時
