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99話 ページ20

主人公と別れた後


____________


giyuu.side






ゆきなを見送り、昨日時透に指定された裏庭まで行く。






時「冨岡さん。」






「待たせたか?」





時「いえ、どうせゆきなさんと一緒だったんでしょう?」






そんな他愛ない会話をしながらも、もともと表情の少ない二人ではあるがお互いいつも以上に目が笑っていないのがわかる。





「それで、俺を呼び出して決闘がしたいんだったな。」






本題に入ろうとそう告げると時透の眉間にシワがよる。






時「ただ闘いたい訳ではないです。俺には、何故貴方がゆきなさんの恋人になれたのかわからない。だから、本気で闘って俺に負けるようなら貴方に彼女を守る資格は無いと判断して無理矢理にでも別れてもらいます。」







俺を睨みつけながらそう言った時透に、以前から薄々感じてはいたが、やはりゆきなの前では猫を被っていたのだなと気がつく。






「…何があろうとゆきなと別れる気は毛頭無い。それにゆきなには、俺に守ってもらいたいなんて考えは無いだろう。」






それを聞いて時透は驚いた顔をしてまた俺を睨む。






時「例え望んでいなくても俺ならゆきなさんを絶対に守ります。例え自分が死んでも。」







「そうか。そう考えているのなら尚更、お前にゆきなを任せるわけにはいかないな。」







話していても仕方ないと悟り、お互いに木刀を持って構える。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時

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