100話 ページ21
giyuu.side
時「俺が勝ったらゆきなさんと別れてください。」
「それを聞いてやる義理はないが、負ける気は毛頭無いからな。いいだろう。だが、俺が勝ったらお前にも一つ俺の言うことを聞きてもらう。」
時「わかりました。」
木刀を構えたままそう言って、お互いに警戒して硬直状態になる。
先に痺れを切らした時透が動いた時だった。
?「ギャーーーーー!」
屋敷の中から悲鳴が聞こえてきて二人とも手を止め、声のした方を振り向く。
「時透、一時休戦だ。」
時「はい。」
直ぐに走り出して屋敷の中を駆け回ると、頭にツノの生えた鬼とお面を付けた里の刀鍛冶が目に入る。
刀鍛冶「だ、誰か、」
今にも鬼に襲われそうな刀鍛冶の前に行き走ってきた勢いを載せて刀を振るう。
「水の呼吸、壱ノ型 水面斬り」
鬼「ヒィィィ!!」
相当な速度で斬りかかったはずが天井へと避けられてしまい顔に傷を付ける程度の攻撃になってしまった。
鬼「やめてくれぇ。いぢめないでくれぇ。痛いぃいい。」
そうして顔の傷を抑えている手の間から奴の目が覗き、そこには上弦の肆と刻まれていた。
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時