【d!】居酒屋に通ったらヤンデレ男に愛されてました【zm】 (ページ48)

今日:4 hit、昨日:11 hit、合計:58,922 hit

ここにまともな人間はいないページ48

syp「俺のほうがゾムさんよりもAさんのこと幸せにできる自信あります」

『……ごめん、』

っ……なんで？なんでなん？？
あんな危ない人間の元にAさんを置いておくなんて俺は無理や。
悪いけど、Aさんの周りにはまともな男なんておらん。
ゾムさんやロボロさんはもちろん、
コネシマさんやって心配してるけどやってることは2人と同じやん。

syp「なんでですか…？Aさんはゾムさんのどこがいいんですか？？ゾムさんのこと好きやない言うてたやん、なんでなん？
好きでもないゾムさんに執着するのはなんで？俺とゾムさん、何が違うん？言ってくださいよ！！」

？「ショッピ君」

何者かが俺を制御した。

振り返ると冷たい目をした大先生が。

ut「Aちゃんが怖がってるから」

Aさんの瞳は畏怖を含んでいた。

syp「すみません！！忘れてください。今のこと、全部。」

Aさんを怖がらせてしまった。
自分の利己心に従って、欲を満たしたいがために、Aさんを傷つけた。

syp「結局、俺もあの人らとやってる事かわらへんやん…」

もう、今のことどころか、俺のこと自体も忘れて欲しいと思った。いっそ、殺されたいとまでも。

『ショッピ君、もう大丈夫だから、ね？』

ut「そうやでショッピ君。

それより、ショッピ君、何か隠してることあるやろ？」

大先生が小声でそう言った。

syp「分かりました。Aさんを一旦お家まで送ったら、話しましょう」