【d!】居酒屋に通ったらヤンデレ男に愛されてました【zm】 (ページ46)

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もう戻らないときページ46

syp side

大先生を追い出して、バイト先へ向かう。

しかし、今日はバイトが入っているわけではない。
Aさんと会う約束をしている。

数分待っているとAさんが、おはよう！と言って現れた。

syp「おはよう御座いますAさん。すみません昨日の夜、急に明日空いてますか？なんて聞いて」

『全然大丈夫！でも急に遊びに行こうってどうしたの？』

俺は昨日の夜、カス(大先生)の介抱をしてからAさんを遊びに誘った。
もうその時には12時を回っていたし、大分急な誘いだっただろう。

syp「いや、特にこれといって理由はないんですけど、強いて言えばゾムさんの彼女になったって言ってたんで、これからはあんまり遊べやんのかなーって思って」

思い返せば、俺がバイトに入ったばっかりの頃は結構Aさんと出かけていた気がする。

バイト後に一緒にゲーセンとかご飯行ったり、一時Aさんがバイクの後ろに乗るのにハマって、毎週ドライブに連れて行かされたこともあったなーなんて思い出す。

『ショッピ君が新人の頃はめっちゃ遊んだよね、楽しかったなあ、特にバイクに乗せてもらったやつ！』

syp「俺もそれ今思い出してましたw毎週行ってましたよね」

Aさんが、そうそう！と笑いながら言う。

俺はあの時が恋しい、なんて思ってしまった。