【d!】居酒屋に通ったらヤンデレ男に愛されてました【zm】 (ページ38)

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◻︎純愛でした　III ページ38

『………ただのいい人じゃないですか…』

sn「ほんまそうよなぁ〜、あんな事せずに素直にいったらよかったのに……
あ、もしロボロが誘.拐とかするヤツじゃなかったらワンチャンあった？？」

『そうですね……………まぁ、あったかもしれないですよ…あっ！でもこの事はロボロさんに言わないでくださいね⁈⁈』

sn「言わんよw調子乗ってまたなんかあったら洒落にならへんやろw」

そうは言ったものの、しれっと口滑らしたらどうしよ
まあなんとかなるやろ！！！

sn「わざわざ話聞いてくれてありがとうな、もうロボロも多分なんもしてこうへんはずやから安心してな。」

今日はありがとう、と言い俺は席を立つ。

『こちらこそありがとうございました。その…ロボロさんも幸せになってくださいって伝えてくれませんか…？』

…優しいなぁこの子は。つい最近自分を誘.拐したヤツやのに。
きっとこういう所にロボロも、他の奴らも惹かれたんやろな

けどロボロ、そんな簡単にAちゃん以外に好きな人見つけられるんか？
一生見つからんかったらそんときは俺が貰ったらええか()

sn「分かったわ、伝えとくな？」

『はい！ありがとうございます！』

sn「じゃあ俺はそろそろ帰るわ、じゃあねAちゃん」

そう言い、俺は店を出た。

今日話してみて、俺からもあの子には狂気的な愛じゃなく、純粋な愛を捧げてくれる人と幸せになって欲しいと思った。

そんな未来は、あるのか分からないけれど。

そうなって欲しいとただ願う。

sn「さ〜ロボロも待ってるやろうし、はよ家帰るか！」

　
extra edition / 純愛でした fin.