4話目 ページ5
『あーもう、これじゃやるしかないじゃん。…なんでいつも私に頼むかなぁ…』
ふざけんなよ、あの担任が。などと思いつつポスターの入った箱を持ち上げた。
『…6枚ってことは全学年の掲示板、各学年の掲示板、あと昇降口二つか…』
面倒くさい。でも、上の階から順に貼ってけばそのまま下の階まで行って帰ればいいか。
『よし。これでいいよね』
私は無事全てのポスターを貼り終えた。すると、タイミングよく先生が。
「お、貼り終えたか。ありがとな上原、助かったよ」
そういい箱を回収して職員室の方へと戻って言った。私は、さっさと帰ろうと靴箱へと向かった。
「内申稼ぎじゃん」
声のする方へ向くといつもミヤに話し掛けている女子達が居た。
目が合うと、グループのリーダー格らしい女の子が言う。
「内申稼ぎとか止めなよ〜。クラスで浮いてるからって見苦しいよ？」
そして、周りの女子達と一緒にドッと笑う。小馬鹿にしたような態度にカチンときたが相手にしない方がいいと思い歩き出した。
私は爆発しそうな感情を抑えつつ校舎をあとにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あるにゅーむ(プロフ) - 霧影ノ白龍さん» ありがとうございます！学生なので時間が限られますが頑張りたいと思います。(￣▽￣) (2017年6月28日 21時) (
レス) id: 4325d7159c (このIDを非表示/違反報告)
霧影ノ白龍 - おもしろいっす！(´∀`)期待してます！頑張ってください！！！ (2017年6月20日 20時) (レス) id: bfbb289b00 (このIDを非表示/違反報告)
あるにゅーむ(プロフ) - Ririn☆さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです。これからも頑張ります！ (2017年5月21日 19時) (レス) id: f327a0c2f8 (このIDを非表示/違反報告)
Ririn☆ - おお!!リアルっぽい小説、私大好きです！しかも学生松…… これからも頑張ってください!! (2017年5月21日 18時) (レス) id: 4ed4e75004 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あぬん | 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月6日 18時
