貴方がいてくれるなら。【ＨＱ】 (ページ7)

今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:1,042 hit

第４話ページ7

最初の挨拶はこんなものかな…。

「んじゃ、次は俺たちだな。順番に行くか。
3年主将の木兎光太郎だ！ＷＳだ！」

「同じく３年木葉秋紀だ。木兎と同じＷＳ。」

「同じく３年猿杙大和これまた同じくＷＳ。」

「同じく３年小見春樹だ。Liだ！」

「副主将の２年赤葦京治。Ｓだよ。」

「１年の尾長渉。ＭＢ。」

「3年でマネージャーの雀田かおり！好きな呼び方でいいわよ！！」

「同じくマネージャーの白福雪絵！お菓子いる？」

『えっと、、、とりあえずあきさん。大和さんに、はるさん、かおりさんに、ゆきさんでいいですか？？』

「「「「癒される…。」」」」

全員の心が一致した。

ひと通り挨拶が終わった。

みんないい人すぎる…。

すると、突然

ゆき「ねぇ、私A君のプレー見てみたい。」

ゆきさんがお菓子を食べながら言ってきた。

へっ…？？僕の？

「「あ！俺らも。」」

すると、他のレギュラーのみんなも声を揃えて
言ってきた。

京「Aやってみたらどう？？」

『え…。』

京冶さんまで…。

『いいですけど…。じゃあ、京冶さんトスお願いします。』

京「あぁ。」

木兎さんがレシーブに入り、ボールを渉が出す。

ポーンと渡るから出されたボールを木兎さんが丁寧にレシーブし、セッターところまで上がる。

それを器用に赤葦さんが上げる。

ふと、上げられたボールを見る。

やっぱり…京冶さんのトスは大好きだ。
僕が好きな所にボールが来る。

打ちやすい場所。そして、相手があまり気にしないところ。

テンポを合わせて、リズムよく飛ぶ。

ｷｭｯ、ｷｭｯっと、地面を踏みしめる。

そして、高く飛び上がる。

「うそ…だろ…、、」

(僕は…Aのように。静かに己を…。)

(操る！！！！！)

ﾊﾞｼｨｨｨｨｨｨﾝ!と、音を立ててボールは地面へと打ちつけられる。

ボールはｺﾛｺﾛと転がっていく。

狙われたコースは、コーナーギリギリ。

全員、唖然とした。

「これが…天音(名前…。)スッゲェ…。」

木「ヘイ、ヘイ、ヘーイ。A少し、鈍ってないか？」

秋「は！？木兎んな理由！！『まぁ、、、すこしだけなら鈍ってますね…。』え！？」

実際…暫くやってなかったからな…。
やっぱり、鈍ってるか。

しかし、木兎さんはよく気づいたな〜。

しかし、さっきのは本当にいかん。

何処ぞの負けず嫌いに取られるな。

ーーー
あかん。文字数。