憧れ ページ30
紫呉｢自分には無くて欲しいと
思っているものをはーさんは
持ってるから憧れて…」
『(自分に…ないものを持ってる)』
Aは食べいていた羊羹をストップして
ある事を思い出した
『(そっか…だからあの時…紫呉と付き合ったんだ…なんだ…
簡単なことだったんだ…難しく考え過ぎてただけか…でも、
なんで…)』
紫呉「大切にしたいんだって昔､マジメな顔して話してくれた
事があるよ…まぁ､好きって事だね…単純に言えば」
夾｢それで？結果的にはとりが世話係になっちまった訳か？」
紫呉｢うん､まーね！そうとも言う｣
夕方、Aは本を読みながら由希と話していた
『綾女のこと…どう思った？』
由希｢どうしようもないよあの人…でも､自分にないものを
持つ人に対して素直に好意を示すことが出来るのは凄い…
と思う｣
『そうだね…あ、春に感謝しないとね…今日、由希の事で
心配してたんでしょ？』
由希「そうだね…明日言っておかないとね」
翌日
登校した由希はそのまま1年生の校舎へと向かって
ちょうど靴を履き替えている潑春を見つけて
由希は声をかける｡
由希｢春｣
潑春｢っ！何々…？｣
由希｢あの､さ…ありがとう…心配してくれて…｣
潑春｢…！｣
由希の言葉を聞いて､潑春は嬉しそうに笑った｡
透｢はっ！そう言えば､看護婦さんやメイドさんの服を
売っているのは何のお店なのか聞くのを忘れました！！｣
ありさ｢なんだそりゃ」
咲｢イメクラの話……？」
こちらはこちらで綾女のお店の話をしていた
紫呉「何十面相してるの？」
『紫呉と付き合った日のことで分からない事があったけど…
今ようやく分かったけど、尚更分からなくなった！』
と言って居間から出て2階に上がっていく
紫呉「…？なにがなんだか…(付き合った日、ねぇ…もう
そんなに年が経つのか…)」
＿＿『ち、近寄らないで…！私に近づくと…怒られる…』
紫呉「なんで？」
『草摩の失敗作だよ…？草摩の【中】でも…認めて貰えてない
から…』
紫呉「Aって＿＿の物の怪憑きでしょ？」
『私は十二支の物の怪憑きじゃない…』
紫呉「それが良いじゃん？だって＿＿＿じゃん？」
『…っ？！私を受け入れるつもりなの…？』＿＿
紫呉「受け入れる…か」
＿＿『見ないでぇぇぇぇ！！』
紫呉「…っ！！A…？」＿＿
紫呉「(あの時、他に別の方法があっただろ…)」
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柚木葵(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» ありがとう！以外に紫呉オチって難しい…！ (2021年10月25日 21時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
koyuki_ko_deria(プロフ) - とても素敵な作品で更新楽しみにしてます！紫呉好きなので嬉しいです！次も気長に待ってます！ (2021年10月25日 19時) (レス) id: 1b6b08f5ef (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 白瀬さん» ありがとうございますm(__)mお気長にお待ち下さい！ (2021年10月6日 20時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - しぐれすごく好きなので、この小説があって良かったです！！しぐれとの絡みもあってすごくウホウホですwwwwww次楽しみにしてます！ (2021年10月6日 16時) (レス) @page21 id: c2d78d0b53 (このIDを非表示/違反報告)
月岩炎（ほむら）(プロフ) - 柚木葵さん» 自分のペースで更新を進めてください！私も更新頑張ります！最近忙しいので遅れるかも（汗） (2021年9月5日 13時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年9月5日 2時
