お友達 ページ26
先週
紫呉「友達?透くん達の?」
透「はい!お2人にはいつも本当にお世話になっていて、
大切なお友達なんです!」
『あ、十二支のことは話してないよ…でも、心配をかけてる
から…2人には本当のことを伝えたいの…』
紫呉「分かりました。秘密をちゃんと守ってくれるなら」
透「ありがとうございます…っ」
『ありがとう、紫呉さん』
紫呉「それにしても、女子高生かぁ…どんな子だろうねぇ……」
夾「ヤンキーと電波」
紫呉「……」
通りがけの夾の言葉に紫呉が固まったのが多少気になった。
次の日つゆ達はありさ達に本当の事を話した。
しかし。
ありさ「王子やミカン頭と同居してる!?」
咲「あら…」
『黙っててごめん…』
透「でも、もう大丈夫です!皆さんとても優しい方達です!
安心してください!」
咲「まさに寝耳に水ってやつね」
ありさ「…最近妙に王子やミカン頭と仲良いとは思って
たけど…なるほどね」
咲「…お邪魔させてもらおうかしら」
透/A「…っえ?」
咲「透くんとA君が同居するに相応しい環境かどうか
この目で確かめたいし」
ありさ「おういいな花島!行こうぜ!」
咲「待って。急に行ったらお茶菓子が出ないかも」
ありさ「それもそうだな。じゃあ週末にしようぜ!」
透/A「え!?」
と、あれよあれよという間にお宅訪問まで
決まってしまい、今に至るといわけである。
夾「…おい。本当に大丈夫かよ?特に電波女は侮れないって
話だぜ?」
紫呉「ケセラセラ。何とかなるって。心配性だな夾くんは!」
咲「…犬」
夾/由希/紫呉「…っ?!」
咲「が、いるわ」
紫呉「えっ!?あっ本当だね!コラ!
入っちゃいけないぞー!」
犬「ワンっ!」
いつの間にかありさ達に紛れて家の中に
入ってきた野良犬。
咲が言った「犬」とはこの子のことだったようで、心臓が止まる
かと思いながらも
紫呉は犬を外へ連れ出し、由希と夾は玄関で
先が思いやられると頭を抱えたのであった。
そしてようやっと居間で腰を落ち着かせた所で、ありさが
紫呉へと目を向ける。
ありさ「ねぇ、アンタ紫呉さんだっけ?仕事は
何やってるんだ?」
紫呉「あ、僕?僕は物書き。小説家だよ」
『…っえ?!』
透「小説家さんですかぁ!?」
夾「いや、なんでお前らが驚くんだ!?」
咲「聞いてなかったのね」
あまりの衝撃に透は持っていたお盆を落とし
Aは目を丸くして驚く。
223人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚木葵(プロフ) - 美憂さん» なぬっ、名前変換出来ていないだと?!確認するのであります!(( (2021年12月10日 10時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
美憂(プロフ) - 紅野もいいですよね。あっ、 所々名前変換出来てません。確認お願いします!! (2021年12月10日 7時) (レス) id: 35846edb09 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 美憂さん» 分かるなぁ…ボクは紅野推しだお (2021年12月8日 10時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
美憂(プロフ) - フルーツバスケット、今めっちゃハマってるアニメです!私は夾くん推しwww (2021年12月8日 6時) (レス) @page5 id: 35846edb09 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - まままさん» 気にしないで下さい!続編もありますので! (2021年8月23日 15時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚木葵 | 作成日時:2021年8月14日 13時