毛利家の長女は…出会い編【名探偵コナン】

出会い11 ページ13

『お疲れ様でした〜』


「あ、毛利さん！」




私は担当の人に止められた。




『はい、何でしょうか』

「気をつけてね、最近…ストーカーとか
増えてるからね。前に1回ストーカー行為された
って、言ってたじゃない？気をつけて
帰るんだよ」

『あ、はい…ご心配ありがとうございます。
でも、私は大丈夫ですよ！…多分』

「何かあったら、誰でも良いから
報、連、相よ！」

『はい…私はこれで、さようなら』





ストーカー、か…私はあの時のストーカーを
思い出してしまう。



担当と別れて少し早歩きで帰るけど…今、気が
ついたけど、誰かに付けられてるような…？




『まさかね…』




後ろを振り向くけど誰もいない。
普通に怖い…足音したのに居ないとは…




『早く帰らないと…』




早歩きで帰るけど、足音は微かに聞こえてくる…
私はそのまま帰ったらいけない思って
無我夢中で家より遠い所に逃げた。

ハッと我に返ると…





『えっと…此処は何処…？』




私はやらかした…知らない所に来てしまった…
あれ程お父さんとお母さんに単独行動を
するなって言われてたのに…



『ど、どうしよう…』
「ちょっとすみません」


『あ、は…い』




振り向いたら…って、待て待て…私振り向いて
しまった…マスクとサングラスをかけた男…




『っ！(TVでも言ってたマスクとサングラスの
男…！警察が探さてるあの…)』




私は空手で仕留めようと思ったけど
今はそんな事が出来なかった





怖すぎて足が竦む…
私は逃げるのが勝ちだと思って走り出したが





「待ってよ…やっと見つけたんだからさぁ」




2の腕を掴まれて逃げれなかった




『い、いや…！』




その時、2の腕を何回も触ってくる。
あれだ…やんちゃな男子がよく女子の2の腕を
掴んで確かめる…胸の柔らかさの確かめ…


私が小6の時によく男子にされて
女子にそれを聞いて男子と仲良くする事を
辞めたんだった…




「ふーん…君、いいねぇ」

『や、辞めて下さい！私アナタの事全然
知らないわよ！』

「なら、一緒に来てくれないか？」
『い、いや！』





だ、誰か助けて…！！





「何する気だ？」



急に後ろから人が現れた…もう１人影が
あるって思ったら。




「誰だお前！」
？「Aの彼氏なんだが？」




こ、この声…私は後ろを振り向いた





『…っ！赤井さん！！』

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