願いよ、響け ページ27
『〜〜♪』
後半、鼻歌をしていると
マレウス「焦がれてた素晴らしい朝へ。………っ!」
『……っ!』
目がパチッと合ってしまった
カーシィ「バッチリ合ったね、今」
『ビックリした…バチって静電気が来た時と同じ……って
うわっ…!?』
カーシィ「えっ、エルちゃん…?!」
Aの体がフワッと浮遊して
そのまま舞台の上に上がってしまった
『(え、今の…マレウス・ドラコニアの…魔法で…?)』
すると、歌いながら手を差し伸べられた
『えっ…』
すると、マレウスに合図を出され
『……っ、……鐘よ 響け』
ソプラノの音が大講堂に響き渡る
『僕の願いを運んで、今日も華やぐ街に胸を踊らせている』
皆がビックリするのは仕方がない
だが、そこからはデュオで歌うことになった
上手くハモリも入れて、足手まといにならない範囲で
ハモリの音をぶつけさせる
マレウス/A「
曲が終われば
皆がポカーンと開いた口が塞がらない
ロロ「素晴らしい贈り物をくれた…ナイトレイブンカレッジの
未来ある魔法士の皆様に。……どうぞ、盛大な拍手を」
ロロの1言で皆がハッと我に返り、拍手喝采
雷のように大きな拍手が講堂に響いている
マレウス「この場にいる者全員が、僕達の歌に
喜んでいるのが分かる。実に清々しい気分だ」
アズール「僕の言った通り、歌のプレゼントにして
正解だったでしょ?」
イデア「一生分の度胸を此処で使い切ったんだが…?」
『いきなりの参戦でビックリしたわ…』
グリム「オイっ、お前ら!歌なんていつの間に
練習してたんだ!?」
ユウ「知らなかったんだけど!」
グリムとユウは知らなかったらしい
デュース「お前も交流会に参加するって事前に分かってたら
一緒に練習出来たのにな」
マレウス「寮の者や、アーシェングロットに相談して…
これ以上の贈り物はないと考えたんだ」
この【願いよ響け】は鐘撞き男の希望を歌った曲
人々との縁と、新しい1歩を感じさせる歌詞から
花の街では門出や祝典の際に歌われる
マレウス「リリアに教えてもらったのだが…これ以上
交流会に相応しい曲はないと思わないか?」
『…………ん?』
146人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時