ロロのこと ページ3
マレウス「フランムを知っているのか?」
ガーゴイル「勿論さ。アイツは歴代の生徒会長の中でも
飛び切り真面目な子だよ」
雨の日も、風の日も、雪の日も
この高い鐘楼を登って
救いの鐘を丁寧にピカピカに磨いて
ガーゴイルが濡れたあとに生えた苔も取る
そんな子だと、ガーゴイルが話す
マレウス「なんと羨ましい」
ガーゴイル「おいらの見てきたロロは、エルと同じく
この鐘楼を…救いの鐘をとても大切にしてくれていた。
あれが嘘だったとは思えない」
ガーゴイルも思う節があったのだろう
ガーゴイル「それなのに…ロロ、どうして…」
沈黙を破ったのはマレウスだった
マレウス「どのような理由があったとしても
奴がやった事が許されるわけではない」
『私達は救いの鐘を鳴らし、紅蓮の花を消し去り
ロロを止める。その為に此処に来たのよ』
マレウス「ガーゴイルよ。お前は先程、最上階から
此処に逃げて来たと言ったな?ならば最上階から此処に
真っ直ぐ繋がる道があるのだろう」
『どうやれば、救いの鐘の下に行けるのか
私達に教えて』
ガーゴイル「……分かったよ。おいら達の大切な秘密を教えて
あげよう」
ガーゴイルから、とある秘密を知った
この鐘楼では…ずっと昔、正しき判事と鐘撞き男が
2人で勉強をしていたと言われている
その頃からずっと、2人とガーゴイルだけに伝わる
秘密の扉があるという
ガーゴイル「案内してあげる!」
アズール「そのような代々守られてきた秘密を
無条件で教えていただいてよろしいんですか?」
ガーゴイル「構いやしないよ。正しき判事と鐘撞き男も
きっと、おいらと同じ状況だったら同じことをしてた」
それに、マレウス達に止めてもらうのが…きっとロロに
とっても、1番いいことだとガーゴイルは言う
ガーゴイル「さぁ、秘密の扉はこっちに…ん?
う、うわぁ!紅蓮の花だ!」
バリケードを乗り越えて紅蓮の花が入ってきた
ガーゴイル「ま、魔力を吸われたら、おいらは動けない
ただのガーゴイルになっちまう…!お願いだ、助けてくれ!」
マレウス「勿論だ、ガーゴイル。全て僕に任せろ
此の様な花、一瞬で僕が塵にして消し去ってやる」
魔力を貯めて放とうとするが…
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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時