紅蓮の花と救いの鐘 2【ツイステ】

死なせない ページ13

ロロ「紅蓮の花が、私の花が
救いが、枯れていく…！」



ロロ「この悪党共め…なんてことを！」
アズール「悪党はどう考えてもアナタでしょう？」



マレウス「フランムにとっては違うのだろう。本当に
自分が正しいと信じているように見える」








そうでもしないと、自分を保てなかったのだろうか









ロロ「悪いのは私なのか?いや違う！魔法だ！魔法が…
魔法が……あの子を奪ったんだ……だから私は、魔法士を消して
世界に平和を……」







フラッと立ち上がろうとする







『っ！ロロ、急に立ち上がったら…』
ロロ「悪いのは……私じゃない…！」








すると、突然










ロロ「っ！？」









ロロの足場が崩れてしまい、真っ逆さまに落ちるのが見えた









『っ！！ロロ〜ォォ！！』









危機1発でロロの手首を掴んだA








『ｳﾞｳｯ…！！』








ロロが落ちた衝動で地に伏す








イデア/アズール「A氏！/Aさん！」

マレウス「A！」


『だ、大丈夫っ……なんとも、ない！』







体勢を変えて、足場を確保した







ロロ「エスラルダ…！！」
『何してるのｯ…早く、足をかけれる所に…足をかけて…！』



ロロ「何を言っている！今すぐ手を離すんだ…！」



『いいや、離さない…！落下死なんて洒落にならない…！
死ぬなら一緒に死んでやるわ…！！』







Aの手を解こうとするロロだが
Aは手を強く握り、魔法で解けなく付与をした








『アンタには、まだやることが残ってるのよ…！それも
大事なことを…！逃しはしない！絶対に生きて償わせるわ！』




ロロ「いいから離すんだ！」
『離さない…！！』







これはこれで幼馴染みの戦い







『お願い、私と生きるのよ…！早く…！！手を取って！！
選びなさい！！








私か、死か！！』




ロロ「っ！！」



『おぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！』









と、馬鹿力でロロを片手で釣り上げた








イデア「カツオの1本釣り如く、ロロ氏1本釣り」
『ぜぇ、はぁっ…ぜぇ、はぁっ…』



アズール「物凄い、息切れ…」
マレウス「あれ程の力を使ったんだ。無理はない」







バズーカトークが始まった





『魔法がなくなれば皆ハッピー！なんて本気で思ってる？
だとしたら、ロロの頭はお花畑ね！』



『今の魔法がなければ完全にポックリ！！あの世行きだった
かもしれないのよ！』

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