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助けられた ページ40

『む、無理よ…!高過ぎる…!』






束の間…








ドガァン!と入口を破られた







『…っ!!』
人攫い「このクソアマがァ!!」


『ウグッ…!』








口元を手で抑えられ、宙ぶらりんになる







『ううっ…!』
人攫い「ケッ、ちょこまかと逃げ出しやがって…」


『うゔっ…』


人攫い「先ず、その服を脱いで裸になれよ
痛めつけるには生身が最高だろォ!!」






振り上げた拳が顔面に直撃する


そう思って目を閉じたら









?「誰の許可があって美鈴を裸に?」
『…っ!』


人攫い「テメェ!!いつからそこに!?」







人攫いの後ろに五条が立っており

振り上げた拳を掴んでいた








五条「美鈴の裸を見ていいのは俺だけだ」








ミシミシッと聞こえた痛々しい音
手が離れて、美鈴は地面へ落下する







『はっ…!ハァ、ハァ、ハァ…』


人攫い「クソッ…邪魔が入りやがって」



五条「何、やる気?」








口だけ達者な人攫いは




五条にボコスカやられたとか









『す、凄い…』
五条「美鈴、怪我は?何もされてない?」







彼女の方に駆け寄って乱れた服を隠すように
自分の上着を着せた







『だ、大丈夫、来てくれてありがとう…だ、だけど…
さっきのは恥ずかしいから…あまり言わないで…』


五条「えっ?事実じゃん」
『じ、事実でも…!き、聞いてる側は恥ずかしいから…』


五条「えーなにー?そんなに恥ずかしかった?」
『あ、あんなの初めて言われたからね…?!』







プシューと赤くなる美鈴と
ケラケラと煽る五条







五条「でも、実際にはそうだけど?他の男が見ると思うと
僕、暴れるよ?」


『現実的な話しないでよ…』









一瞬、血の気が引くのを覚えた










『でも、ありがとう…』ギュッ


五条「ちょっっと、美鈴サン?今、結構
大胆なことしてますが??何、誘ってる?」


『そう見えるの悟だけじゃない?』
五条「マジでコイツ危ないわ、危険な綱渡り」








それより、此処を出るのだ







『ちょっと、どうやって出るつもり?』
五条「そりゃあ、もちろん」

『え、ちょ…?!』







クルッと姫様抱っこされて







五条「飛び降りる」
『血迷ったか…!?真下に呪霊で…』


五条「大丈夫、座標は合わすから」
『ざ、座標…?』


五条「喋ってると舌噛むよ」







マジで飛び降りた

姫様抱っこはヤメロ…!→←待ってる間に拉致られて(夢主Side



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(プロフ) - 最高でした。ありがとうございます。 (2月27日 19時) (レス) @page46 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年12月17日 23時

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