lady thirty-nine ページ39
マネ「午後から取材で、移動の準備は出来ております!」
村上「おけ、ほな!」
丸山「気ぃつけて信ちゃーん!」
大倉「頑張ってなぁ!」
メンバーと仕事があった途中俺だけ別の仕事が急に入ってきた。
最近忙しいわぁ…
Aがおるから、
時間が減ってんのやろうか?
悪い方向に考えてしもて
また ため息が出る。
恋愛 とか。
Aと同じや。
ずっと前に終わったと思ってた。
好きな女がおるなんてな、
癒しやで?
可愛ええんやもん。
その子と両思いやってな?
奇跡っちゅーもんやろ?
幸せやで?
今の俺にAがおるんは。
あいつやって
俺のこと 完全に信じきっとるわけちゃうはず
ほんまは不安でたまらんと思うねん。
俺が会えへん程忙しくて…
隠れて付き合わなあかん仕事やりおって…
どの元カレより
1番不安要素ばっかやで?
それでも
あいつは笑ってくれんねん。
「信ちゃん…」
って。
営業中の笑顔とちゃう。
もっとAやなって思う表情で。
ずっと待っとってくれてねん。
あの日に、陽気に
何時まででも待ちます。言うたAがな、
ほんまに真面目に起きて待ってんねん笑
流石に笑うわ。
村上「フッ… クククッ 笑」
マネ「? 何か面白いことでも?」
村上「あ、や、何もないで笑」
いや、あかんあかん!
俺の変人なってるやん。
思い出し笑いすんやて…
村上「ちょっと… 窓… 」
マネ「ダメです!どうしたんですか?! 」
運転中のマネージャーが怒鳴りだす…
あぁ…
俺、なにしとん?
暑くて 窓開けたくなって…
でも、何のための車やねんな?
村上「ちょ… すまん。」
寝不足?
いや、最近よぉ寝てんで?
毎晩Aを隣に置いて寝てんのって何や安心すんやんか。
しとるわけないで。
マネ「ちょっと… 疲れ気味ですか?」
村上「大丈夫大丈夫 笑」
余計な心配かけたらあかん。
大丈夫や。ちょっとふらっときたくらいで…
次の移動中には寝とこう。
____
_
男「では、一旦休憩にしましょうか。」
村上「はい。」
指示があり、
マネージャーがペットボトルの水を持ってきてんのが見える。
立ち上がった瞬間、
村上「ッ… 」
マネ「村上さん。お水… ?!?! 村上さん?!」
気ぃ遠ぉなって
マネージャーの声が聞こえて…
視界は既に暗かった。
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作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年7月8日 14時