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「はぁ。」



真澄「あれ?次大っ嫌いな数学だよ?」




「わかってるよぉ。」



真澄「渋谷君とこ行かないの?」





「んんー。」



真澄「何悩んでんの…」




だって、


なんか…



渋谷君…



「変。。」




真澄「え?変なのは君でしょ?」




「…きーてよ。真澄…」




真澄「渋谷君と数学どっちがやなの?」




「渋谷君は嫌じゃないよ。」




真澄「だったらいけよ!」




真澄さん、
あなた最近まで



無駄に止めてたじゃないか。



真澄「なんかあったか知らないけど、」




「行こっかな。渋谷君に教えてもらお。」




真澄「ちょい待ち…」




やっとの気持ちで行こうとしたら

また引き止めんの⁈



真澄「渋谷君の事…恋愛感情として見てないの?」





突然…どうしたの?





真澄「よーく考えなよ。行ってみたらわかる。」



「へ?渋谷君は友達だよ。」




真澄「ああっもう!あんた渋谷君にドキドキしたぁって言ってたじゃないか。」




「それとこれとは別だぁ‼︎」





確かに言ったけど…





違うよね?




渋谷君なんかに…


あたしが惚れるわけないじゃん。






「あ、もう行くね!バーイ‼︎」





真澄「やっぱ嬉しそうに行っちゃって、気づけてないの⁈」




いつもみたいに渋谷君がいる屋上を目指す。




なんか…


一緒にいたら楽しい。





安心する。


渋谷君は

そんな存在…




信五を好きと渋谷君を好きは違う。





それはわかる。




でも、


ちゃんと確かめたいとも思った。





渋谷君のこと…どう思ってるか。












ガチャ





「渋谷k…あっ。」





びっくりする。





だって…そこにいたのは







?「え?…あ、なんで?」















「信五?」

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作者名:りりん∞ | 作成日時:2015年3月20日 18時

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