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知らなかった、、そんな事
結構仲良かったつもりだったけどなぁ
横山｢Aはどうなん？｣
｢何も無かったって言ってるし｣
横山｢いや、今のこと聞いとるんやけど｣
あ、今の話？
｢今かぁ いないな｣
横山｢大倉は？｣
｢は？大倉?!｣
なんで今そいつの名前が出てくるの？
｢ありえないんだけどっ｣
どっからどー見ても仲悪いだろうが！
横山｢へー…せやったらええけどさ｣
って数歩前を歩いてた横山が立ち止まる
｢ん？｣
振り返ってきて横山があたしと向き合う
横山｢俺な、中学ん時な、｣
その時後ろから自転車のベルの音がして
あたし達の横をすり抜けようとした
横山｢っぁ！ Aっ！｣
｢へ？｣
咄嗟に何があったか分からず、横山に引っ張られ抱きしめられる
すーっと 何も起こらず自転車が通り抜けた
横山｢…あほや…｣
｢は？｣
横山｢カバンが自転車のハンドルに引っかかるとこやったわ｣
｢あ… それで…か｣
横山｢あのじーさんもちょっとよろよろしとったからな 気ぃつけな｣
何事もなかったようにそう言うけど……
すぐ目の前に横山の顔があって、あまりにも近くて綺麗で
｢っ…// ｣
横山がふとこっちを向いた時お互い目が合って
横山｢…っ！ あ、ごめん！///｣
先に我に返って慌てて離れた横山
｢や、こっちこそ…ごめん…｣
離れた瞬間に無意識に前髪に手が行く
ビックリした
男の子とこんなに近づいたことないし
あいつは論外だからカウント入んないし
それに…
綺麗な顔してる横山だから
｢あ、それでさっきなんて？｣
横山｢あ、…あーええわもうまた今度で｣
｢そう？｣
横山｢そう笑｣
っていつもするみたいに頭にぽんて手を置いてふふって笑った
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次の日
いつもみたいに隣の席の横山と話してた
すると、後ろから横山の背中に乗っかってきた安田くんが
のんびりした声でこんなこと言った
安田｢横ちょとAちゃん、いつから付き合うてるん？｣
｢｢ はぁっ？ ｣｣
と、綺麗にハモった横山とあたし
安田｢え、何？その反応｣
目をぱちぱちさせながら、横山の背中から剥がれる安田くんの片手にはペロペロキャンディ
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
