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今日も疲れたなぁ
なんて思いながら昇降口を出る
放課後は学園祭の準備をしてる子もまだいるわけで慧ちゃんもいつも一緒に帰るけど今日は準備
1人で帰宅
はい、寂し
グラウンドから聞こえる野球部の声やいろんな部活の掛け声
ん？あれ？
｢横山？｣
外練してるバスケ部が何人かいて、
横山もその中の1人で
バスケットボールを慣れたように扱って部員と話してる
女子｢横山先輩！今日先生が文化祭のため早めに終わるようにらしいです！｣
マネージャーらしき子が遠慮がちに横山に伝える
横山｢わかったありがとな｣
うっわぁ。。。何もしてないけど、
何もしてないんだよね、
けど明らかに女の子惚れてる
絶対モテるこれ
爽やかすぎでしょ！
暫く見ているとふらっと部員から離れて
外に設置されてるバスケットボールのゴール向かって構えた
そうしてふと真剣な表情に変り、
ﾊﾞｻｯ＿
あっという間にボールが綺麗に入った
横山｢あ…｣
汗を拭う横山に見とれてるとバチッとぶつかった視線
横山は近くのマネージャー何か言うとあたしの方に近づいてきた
横山｢見とったん？｣
｢見てた｣
ちょっと照れながら答えると
横山も照れたように笑う
｢凄い綺麗に決まるもんだね｣
横山｢まぁ、好きやしな｣
ふふっと嬉しそうに笑うとこ中学の時と全然変わんないな
横山｢今帰りなん？｣
｢うん｣
横山｢なら一緒帰ろうや｣
｢え？｣
横山｢もう部活おわるし、速攻で来るから｣
｢わかった！いいよ！｣
別に寂しくならないから有難いけどさ
横山｢絶対、待っといてな？｣
ってダッシュで戻って行った
．
．
｢何気初めてじゃん、横山と帰るの｣
横山｢そうやったかな？｣
｢多分 笑 ｣
いつもは慧ちゃんと帰る道を今日は横山と帰る
そんなあたし達の横を中学生のカップルがすれ違う
横山｢最近の中学生て、大人やな｣
｢いや、普通でしょあれくらい 横山が何もなかっただけじゃないの？｣
横山｢うっさいわ 笑｣
冗談ぽく拗ねたように言う横山はやっぱ幼い笑
｢安心してよ、何も無かったのあたしもだし｣
あー…自分で言ってて悲しいわ
｢横山ってモテモテだったのに全部断っちゃって勿体ない｣
横山｢やって、好きな子おったもん｣
｢え？｣
衝撃の事実に一瞬言葉も出なかった
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
