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えーとっ…
なんでコイツにハグされてんの？
暴れようとするあたしを背中に回した大倉の腕がぐっとおさえつける
そして、耳元で囁かれたのは
大倉｢次ナンパされたらぶっ殺すで？｣
珍しい物騒すぎる暴言
｢そ、そんなの、あたしの意志じゃな…｢黙れ(大倉)｣
だ、黙れ？
なにこれ！
ねぇ
さらにぎゅうってきつく抱きしめられる
｢あのさ？｣
安田｢あっれぇ?! (キラキラ)｣
げっ！
安田｢お熱いやんかぁ お二人さん♪｣
いつからそこに立っていたのか
ニヤニヤしてる安田くんと目をキラキラさせた慧ちゃんがいた
その瞬間 すごい勢いで大倉があたしから離れた
大倉｢き、急に抱きついてくんなや、きしょいわ｣
突然そんなことを言い出す
はぁあ?!
｢あんたが急に抱きしめてきたんでしょーが！｣
大倉｢はぁ？ アホなこと言うなブス｣
｢ちょ、｣
大倉｢うっさいねん、喋んなカス｣
カス?!
唖然とするあたしを他所に大倉が
大倉｢帰るで！｣
怒ったようにそう言って1人歩き始めた
意味わからんほんと
ｹｲ｢もぅー早く言ってよぉA｣
｢はぁ？｣
嬉しそうに駆け寄ってきて
ｹｲ｢大倉くんとそんな関係なんて私凄い嬉しい！｣
｢いやいやいや、誤解だし！｣
ｹｲ｢照れなくていーの！｣
って何故か大倉の後追いかけていく慧ちゃんも益々意味わからん
安田｢Aちゃんてほんま不思議｣
次はこいつか…
安田｢ひっさびさにおもろいもん見つけたかも〜笑｣
｢え？｣
安田｢大倉と付き合う気ないん？｣
｢だから誤解だって言ってんの｣
安田｢この先のこと聞いてんねん！｣
なんでこんなキラキラして目で見てくんの?!
てか、この先も何も
｢あいつとは金輪際関わりたくないの！一切付き合う気ないから｣
安田｢えー何が悪いんよ、アイツ完璧やんか？｣
えぇ、… えぇ、
全てが完璧だろうけど、ただ一つの欠点を除いてはね
安田｢俺は？｣
｢無理｣
安田｢そんな即答せぇへんでも｣
安田くんのそんな声が聞こえたと思ったら、
首筋をつーっと指先で撫でられ、
安田｢こういうギャップがお好みの子？笑｣
と聞いたことない色気のある声で囁かれた
｢っっ?! // ｣
思わず退いて逃げる
安田｢へぇ 男慣れしてへんの？厄介やなぁあの子♪｣
と呟いてる声すら聞こえなかった
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
