90話(松田side) ページ47
あれから2日経ち、午後4時辺りにポアロで一人コーヒーを飲む。
案の定零になんやねん的な顔をされたが、口に出してないので叫びはしなかった。
俺偉い。さすが俺。
ちょうどポアロに来てから10分ぐらいした頃
ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ…、と扉の鈴を鳴らしながらドアが開き
そこからお目当ての一人のガキが入ってきた。
安室「やぁ、コナンくん
いつもの席でいいかい？？」
江戸川「うん！！ありがとう、安室さん！」
にぱ！と人懐っこそうに言うガキは、俺が気づかなかった時はそこまで気をつけていなかったが
その笑顔の奥にはなにか別の人物の顔が浮かび
相手は俺が相手の真の顔を知らないと思うとゾクゾクする
……こんな事言うからアイツにドSって言われんだよな
江戸川「あれ？？
あの時のお兄さんだ！！こんにちはー！」
笑ったまま、ガキのいつもの席は今いる俺の隣なのかちょこん、と隣のカウンター席に座る。
松田「おう、今日はあの姉ちゃんも小五郎もいないのか」
江戸川「うん！蘭姉ちゃんは友達の家に行って、小五郎のおじさんはパチンコ…だと思う」
松田「…大変だな、なんか奢ってやるよ」
江戸川「わぁい！！」
どれにしよっかなぁ！とメニューを見る相手を横目で見る。
メニューには少し大人に好まれるタイプの料理まであり、それを少し見ては我慢したようにページをめくり
子供用のメニューの中から、僕これがいい！とオムライスを指さした。
松田「…おう、
定員さん、オムライス1つ、…あとー、これとこれ」
安室「！、…かしこまりました」
にこ、と笑い軽く頭を下げて手早く料理をする零のにやにやしながら見る(ぜってぇあとで怒られる←)
しばらくするとさっぱりしたレモンパイとさらにさっぱりしたレモン風味のパスタとオムライスが運ばれてきた。
隣にいるガキは俺に運ばれてきたものを見ていいなぁ…という顔をしたが、何も言わずいただけます！と言ってオムライスを食べていく。
松田「…おい、ガキ
交換な」
ひょいっ、とオムライスとパスタを交換し
何で！？という顔をする相手に気が変わった、と笑って早く食べろ、と言いオムライスを食べていく
しばらく戸惑っていたガキだが、やはり好きなものは好きなのかありがとう…、と恥ずかしそうにいいパスタを食べ進めていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - こんばんは！お久しぶりです！！これからも宜しくお願い致します！ (2022年4月15日 21時) (
レス) @page50 id: c5cc39e3a1 (このIDを非表示/違反報告)
羽蘭夜 - とっても面白くて、一気読みしちゃいました!!!お知らせも読みました、無理はしないでくださいね。これからも応援してます!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: cc1818f90c (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の助(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» お久しぶりです！！！ まさかすぐにこの様なありがたいコメントをいただけるとは思っても見ませんでした...！！ またこれからもよろしくお願いします！ Twitterもフォローしてくださるんですか！？ ありがとうございます！！ ありがたくフォロー返させていただきます！ (2019年10月13日 22時) (レス) id: 074786471d (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - お久しぶりです！突然の更新に驚きつつも、とても嬉しかったです！これからも応援しています！Twitterもフォローします！占ツクと同じような名前なので宜しく御願いします！ (2019年10月13日 19時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年6月2日 16時) (レス) id: 6639c811cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱鷺の助 x他1人 | 作成日時：2018年2月18日 17時
