来世で憧れの警察官になったのはいいんだが...【男主】 Second

76話 (降谷side) ページ33

陣平を救出してから数ヶ月経った。

今も隠れて俺たち5人総出で探しているが
Aは見つからず思わず拳を握ってしまう。

しかし、思い返すとこの数ヶ月、多くの事があった

1つ目は 俺がとある仕事の事情で毛利探偵に弟子入りした事

2つ目は 毛利探偵事務所に住んでいる江戸川コナンという少年が末恐ろしい事

3つ目は Aは死んだ説がある事


ある日、組織に戻った俺はベルモットに
ジンがとある港で裏切り者を処分したと聞き
興味本位でその港に行くと1つのハット帽が流れていて
手で届きそうなので取ってみると
血痕があり目を見開き詳しく調べてみた


すると、絶対に信じたくない結果がパソコンに写した出された


" 清谷 A の者とほぼ一致 "


信じたくなかった、少し前まで一緒の場所にいて一緒に笑っていた同僚のその結果に

そこからはほとんど記憶が無いが
気づけば俺の周りにはアイツら同僚メンバー
がいて
目を見開いていたので恐らくハット帽の事を無意識に話したのだろう。


今もAは絶対に死んでないと思い
全員で探しているが、あまり手がかりがないのは真実だ


梓「安室さ〜ん？」

安室「！ すみません、少しぼーっとしていました」

梓「大丈夫ですか？少し休んだ方が…」

安室「大丈夫ですよ、この前も有給をとってしまいましたし」


ポアロで一緒に働いている梓さんに笑いかけると、渋々納得してくれてまた仕事を渡される



ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ



お店のドアが開き
ドアに設置されているベルが綺麗な音を立てて
ドアが開かれる


江戸川「安室さん！」

安室「やぁ、コナンくん！ 今日も学校お疲れ様」


江戸川「ありがとう！安室さんももう少しでシフト終わりでしょ？頑張って！」

安室「あぁ、ありがとう」

江戸川「そうだ、安室さんに紹介したい子がいるんだ！」

安室「紹介したい子？」

江戸川「うん！…ほら！この子！」


『……初めまして、西堂 Aです！』





ニッコリと笑ってコナンくんの後から出てきた男の子は、探している男に酷くそっくりだった

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