48話 ページ3
『零』
ようやく放たれた一言はあまりにも冷たく、あまりにも鋭く降谷の心に…頭に突き刺さった。
『階段は絶対に駆け上がるな』
早く気づけ とでも言いたそうな目をして降谷を言葉で訴えると少しだけ目を見開いた降谷にAの目は少し安堵の色をしていた。
降「でもッ…ひr…ッスコッチが!!『零』」
『俺を信じてくれ』
何一つ心配ない、そう確信している目で見られ
無意識にも その言葉を疑いなく信じた。
降谷が頷いたのを見るとほっと空気を和らげ
階段に座った。
ぽんぽんと隣を軽く叩いたので不思議に思いながらも隣に座ると
あの時のように、久しぶり と口にした。
少し戸惑いながらも あ、あぁ…と返事を返すと、少し困った顔で、気になるか?
と言ったので、素直に頷くと
わかった、と言い懐から携帯を取り出して、とある所に電話をした。
『秀一、そっちはどうだ』
降「しゅう…いち…?」
その一言に反応し、思わずガタッと立つが
Aは気にせず電話相手と話している。
『あぁ……わかった、じゃあそちらに向かうよ』
ピッと電話を切り、立ち上がって 行くぞ と一声かけ、歩き出した。
降「A!?どこにッ『ヒロに会いてぇんだろ』!!」
『なら来い』
そう言ってまた歩き出した。
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nanoka(*´∀`)(プロフ) - こんばんは!お久しぶりです!!これからも宜しくお願い致します! (2022年4月15日 21時) (レス) @page50 id: c5cc39e3a1 (このIDを非表示/違反報告)
羽蘭夜 - とっても面白くて、一気読みしちゃいました!!!お知らせも読みました、無理はしないでくださいね。これからも応援してます!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: cc1818f90c (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の助(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» お久しぶりです!!! まさかすぐにこの様なありがたいコメントをいただけるとは思っても見ませんでした...!! またこれからもよろしくお願いします! Twitterもフォローしてくださるんですか!? ありがとうございます!! ありがたくフォロー返させていただきます! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 074786471d (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - お久しぶりです!突然の更新に驚きつつも、とても嬉しかったです!これからも応援しています!Twitterもフォローします!占ツクと同じような名前なので宜しく御願いします! (2019年10月13日 19時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2019年6月2日 16時) (レス) id: 6639c811cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の助 x他1人 | 作成日時:2018年2月18日 17時