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神谷「駐車場からおぶって来た」
....はい？今何て言ったんですか？お...、おぶって来た？！
『....は、っへ』
神谷「..それ何語？」
この人にそんな事をされてしまったという自分への嫌悪感、羞恥心。
神谷「習わなかった？」
『な、何が？』
神谷「誰かに世話をかけた時は？」
『ぅっ、、、』
神谷「..かけた時は？」
『...ありがと、ございまし、た』
神谷「...16時には出るから、それまでは好きにしてなよ」
そう言うと自室へ戻るため立ち上がり、リビングを後にした。
.....うぐあああああ！！あの人！あの人、今、「..ふっ」って笑いやがった！！
むかつくぅぅううううう！！！！！
俺はリビングを出て、その足で神谷さんの自室へ向かった。
そして強めのノックと同時にドアを思いっきり開けた。
神谷「...まだ返事してないんだけど」
『...(怒)、ちょっと出かけてきますっ！！！』
神谷「..はいはい、遅れずに帰って来てよ？」
『...ご・し・ん・ぱ・い・な・くっ！！！』
今ここにいると自分の神経が崩壊しそうだったので、とにかくこの部屋を
一端離れて頭を冷やして冷静になろうと思った。
・
・
『..ダンスシューズ、取りに戻ろうか』
戻らなければいけない時間まで残り約5時間。
俺は合宿所に一端戻り、ダンスシューズやらジャージやらを取りに行く事にした。
神谷さんが仕事でない時間はどう過ごしてもOKと言われてはいた。
(今年のツアーは夕希と翔、2人のGarnetで回ってもらう事に決定した)
『っ、』
例え決定事項だとしても、可能性が0なわけじゃない。
だったら...俺は1%の可能性にだってかけてやる。
合宿所から荷物を持ち出して、ある場所へと真っ直ぐ向かった。
運が良いのか悪かったのか、合宿所では管理人さんと顔を合わせただけで
他の誰とも会わなかった。
『あと...3時間は練習出来るな』
スマホの時間を確認しながら歩いていると、後ろから軽く肩を叩かれた。
木村「あ！やっぱりA君だｗ」
日野「良平君、よく分かったね(笑)」
『木村さん、日野さん.....と？』
？「んん？ねーねー、誰？このかわいい子ｗ」
声をかけてきたのは木村さんと日野さん、なんたる偶然。
あと..2人の後ろに頭1つ分抜きん出たお兄さんが...。
日野「さっき話してたでしょ？竹崎A君、神谷さんの..」
？「ああ〜君かぁ！いやぁ想像以上に可愛いなあｗ」
そしてその人は俺の頬をむにむにとお触り、お触り...。
だ、誰なんだ...このお触り兄さん...。
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ちゃら - 凄い面白くて感動しました！素晴らしい作品をありがとうございます！ (2018年3月19日 8時) (
レス) id: b7f29ff674 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！すごく面白かったです！最後、泣きました。 (2017年7月19日 21時) (レス) id: 2014ee90c2 (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - ゆうとさん» コメントありがとうございます(^ ^)！ (2017年1月30日 0時) (レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
ゆうと - 完結おめでとうございます。面白かったです。 (2017年1月29日 23時) (レス) id: 198d87855b (このIDを非表示/違反報告)
Shima(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて何より嬉しいです(^^) (2017年1月21日 23時) (レス) id: b63e7ea894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shima | 作成日時：2016年10月10日 21時
