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下野さんと別れて、自分のマンションへと戻った。
私はなぜだか落ち着かなくて、部屋の中をうろうろとしていた。
『...な、何で落ち着かんの、あたし..落ち着け落ち着け落ち着け、、』
すると、ふっと自分のベッドが目に入って下野さんが横に寝ていた日の
事がフラッシュバックしてきた。
『...////、』
呼吸が上手く出来なくて、心臓が痛くなった。
何これ、私もしかして...びょ、病気っ？！！
bbb..bbb..
かなりタイミングよく鳴った電話に、私は慌てて相手も見ずに電話に出た。
『は、はいぃ！もしもしっ！！』
梶「...Aちゃん？」
『..か、梶さん？』
梶「どした？(笑)大丈夫？」
『あ、すっすいません。何も無いです..』
梶「下野さんから聞いてさ、大丈夫だった？神谷さんも心配してて..」
『心配おかけして、すいません。下野さんに助けていただいたので、
私は何とも無かったですよ』
梶「そっかそっか！よかった〜〜！！Aちゃんが元気ならそれでいいんだ」
『ありがとうございます』
梶「でもさ、もし何かあったら誰でもいいから相談しなよ？
僕でも神谷さんでも...下野さんでもいいし」
『し、ししっ下野さん？！！』
梶「...ど、どうした？ま、まさか下野さんに何かされた？！！」
『ご、誤解です誤解です！！何もされてませんから！！！
わ、私明日早いので、これで失礼しますっおやすみなさい！！』
私は梶さんとの電話を、一方的に切ってしまった。
これ以上喋ったら、何か色々とボロが出てきてしまいそうだったから。
『..はぁ、今度謝らなきゃ』
・
・
あれから数日が経ち、今日は仕事終わりに晶乃ちゃんとご飯を食べに来ていた。
下野さんに助けてもらった日の夜、私はまだ下野さんに色々とお世話になった
お礼をまだしてなかった事を思い出し、ずっと悩んでいた。
『ねぇ、晶乃ちゃん』
石井「ん〜？」
『あのね、私色々とお世話になってる人がいてね。その人に何かお礼したいなって
考えてるんだけど..何がいいかなぁ』
石井「お礼かぁ..」
『ご飯とかはありきたりかなぁって思うし、プレゼントも趣味が合わなかったら
逆に申し訳ないし..』
石井「..あっ！！こういうのはどう？」
『？？』
石井「.........ね？」
『そっか！それなら私達にしか出来ないような事だもんね！！』
石井「きっと喜ぶと思うよ、その人！」
『ありがとう、晶乃ちゃん！！』
私は晶乃ちゃんからのアドバイスを貰って、計画を実行に移そうとしていた。
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Shima(プロフ) - すみかさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです(^ ^) (2016年8月23日 16時) (
レス) id: da5ff44bdc (このIDを非表示/違反報告)
すみか - とてもいい作品でした。読んでいてたのしかったです！ (2016年8月23日 16時) (レス) id: face6a46eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shima | 作成日時：2016年7月4日 16時
