本練馬警察署2 ページ13
伊「張り込みして取り逃すって…2機捜ってポンコツなの?
ッいって。」
志摩さんが伊吹さんの頭を引っ叩く。
志「すみません。
うちの野犬がしつけがなっておらず。」
陣「班長の私の責任です。
伊吹お前帰れ。」
「君が伊吹…」
伊「はーい、伊吹でーす。」
陣「うちのバカのバカの話が2機捜の隊長さんまで?」
『バカのバカ…』
伊「俺、すごくひどい言われようじゃない?
Aちゃん。」
『少し静かにしてて下さい。』
そう言いながらも、頭を軽くなでてあげた。
「取り逃した強盗なんですが、外国人店員が働いている店だったんです。
そこでその店員が「伊吹とAを呼べ」と。」
あのあと牛山から話を聞くと、逃した強盗が襲ったコンビニの定員、つまりマイちゃんが取り調べを受けてる最中にずっと伊吹とAの名前を叫んでいたということだった。
するとマイちゃんの店舗の店長さんがこちらに向かってきた。
「私も疑いたくないんです。
だけど、私がやってる3店舗分の売り上げ合わせて200万近く持ってかれて。」
『どうしてそんなに大金を置いていたんですか』
「真夜中に銀行に入金に行く方が怖いじゃないですか。
うち、ATM機ないんで。
いつもは2時間くらい仮眠して朝銀行に行くんです。
あの子はそれも知ってた。
お金の置き場所も。」
『他に何か気になる点はありますか?』
「あの時…強盗と何か話していたんです。」
………
マ「レジのお金出せ、渡した。
強盗、バックヤードの金持ってこい言った!
私、殺される、怖い!」
伊「うーん、怖いよねー。」
店長の話を聞き終わり、志摩さんと伊吹さんと私はマイちゃんの話を聞いていた。
志「犯人はどうしてバックヤードにお金があることを知っていたんだと思う?」
マ「……知らない。私、犯人、違う」
伊「だよね。」
『マイちゃん。強盗と何話したんですか。』
志「ベトナム語で、何を話したの?」
伊「そんな怖い言い方すんなよ。」
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イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!更新頑張ってください!応援しています。 (2020年9月12日 21時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月5日 0時