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私以外の5人は揃っていた。

私には、何度連絡しても繋がらないということで、私のことは置いておいて青池さんの事件について考え始めた。

青池さんのスーツケースの中にうさぎのぬいぐるみぽい何かがあることがわかり、伊吹さんがうさぎのぬいぐるみの目を取り出せた。

伊「ほら、見てみてみて。

よいしょっと。」

志「練習台に作ったんだろう。」

桔「ぬいぐるみにして国外に持ち出す算段だった。」

伊「よし、ミッション。

一億円のうさちゃんを探せー!」

陣「逃げてる最中に自分の命が助からないと分かって、奪われるくらいなら捨ててやる、神田川に捨てたっ」

桔「一億円を川に捨てる?」

志「警察にも暴力団にも渡したくとなったら捨てる、かも。」

伊「ピンとこない。

なんかこうほと走る青池ちゃんのバトルオーラが・・・」

志「そういうふんわりした話はやめろ」

宝石の行方を考えている中、私は漸く戻ってきた。

『ただ今戻りました。』

そう言って、5人の方を見ると伊吹さんに顔をそらされた。

陣「嬢ちゃん、電話にも出ないで。心配したぞ。」

九「五十嵐さん?」

桔「五十嵐、何処に行ってたかちゃんと説明して。」

『はい。ちゃんと説明させていただきます。』

帰ってきた瞬間、3人から質問が次々と。

しかし、志摩さんと伊吹さんは口を閉ざしたままだった。

相変わらず怒っているのだろう。

私も謝れば済むのかもしれないと思っていても、2人を守るために取った行動だったがゆえに、それも出来なかった。

『分かったんです。

青池さんが一億円を何処にやったのか、そして彼女は何がしたかったのか。』

桔「順を追って説明して頂戴。

まず、五十嵐今まで何してたの?」

『青池さんが行ったと思われる場所に聞き込みをしてきました。』

桔「じゃあ拓榴宝石店にも行った?」

『はい!

あっ、もしかして、誰か行ったんですか。』

そう言うと、志摩さんにも伊吹さんにも顔をそらされた。

桔梗さんの質問に答える形で、五十嵐は説明をした。

怒っていても、話は聞いているらしく、志摩さんはメモを取っていた。

桔「最後に、青池透子が一億円を何処にやったのか、分かれば説明して頂戴。」

九「あの、すみません。」

『九重さんどうしたんですか。』

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イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!更新頑張ってください!応援しています。 (2020年9月12日 21時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月5日 0時

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